心身の疲れを体の芯からとる!疲労回復を叶える食材はコレ
YOLO 編集部
- 2020年05月17日
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疲労回復のカギを握るのは、抗酸化物質
たっぷり眠っても疲労感が抜けなかったり、マッサージやストレッチをしても肩や腰の痛みがとれない…。そんな悩みをもつあなた、ちょっと食事を変えてみませんか?
そう言われると、「栄養素とかそういう小難しい話は…」と、敬遠する人も多いはずです。しかし、そんなに難しく考える必要はありません。「疲れたな」と思ったら、ある食材をいつもより少し多めに食べるようにすればいいのです。今回は、いくつかの強力な疲労回復栄養素をたっぷり含んだ食品をご紹介します。
その前に、ほんの少しだけ疲労回復に効果を発揮する栄養素をご紹介します。疲労回復を強力にサポートするのは、強い抗酸化作用をもつ「イミダゾールジペプチド」、「ビタミンエース(ビタミンA、C、E)」、「ポリフェノール」です。加えて、栄養をエネルギーに変えるために欠かせないビタミンB群や疲労物質の分解に働くといわれるクエン酸も大切な栄養素です。
ここからは、上記の栄養素を豊富に含む食材をご紹介します。大事なのは、続けること。疲れたときだけではなく、毎日の食事のなかで以下でご紹介する食材を積極的に食べるようにしておけば、疲れにくい、疲れがとれやすい体を作ることができるはずです。
疲労回復に効く!優秀食材をチェック
豚赤身
豚肉に多く含まれるビタミンB1は栄養のエネルギー化に不可欠な栄養素。十分に摂ればエネルギー産生力が高まり、疲れにくくなります。
鶏ムネ肉
鶏ムネ肉に豊富なイミダゾールジペプチドは強い抗酸化作用で疲労回復&予防に効果を発揮します。1日100g程度でOKなので、定期的に食べるようにしましょう。
ブロッコリー
抗酸化作用のあるビタミンCのほか、代謝を促すビタミンB群も豊富に含むブロッコリーは疲労回復はもちろん、筋肉や美肌作りにも貢献する頼れる食材!
赤パプリカ
実はビタミンCの含有量は野菜のなかでもトップクラス!カロテン(ビタミンA)、色素成分のカプサンチンは強い抗酸化作用をもち、血流促進、老化予防にも有効です。
柑橘類
柑橘類に含まれるクエン酸が代謝を促進、疲労物質の分解に作用し、疲れにくい体作りに貢献。ビタミンCも多く含まれるので、こまめに摂りたい栄養素です。
ウナギ
ビタミンB1が豊富に含まれるウナギは、疲労回復の強い味方。回復だけでなく、予防にも力を発揮します。
これでシャキッと!疲労回復レシピ
上で紹介した食材は、組み合わせて摂ることで効果がアップ!水に溶け出す成分もあるので、スープや煮物にすると効率的に摂取できます。具だくさんスープにして、疲れたときだけではなく、定期的に食べるようにすれば、疲れ知らずで毎日をのりきれるはず!
鶏ムネ肉とブロッコリーのスープ
【材料】1人分
鶏ムネ肉…50g
ブロッコリー…30g
赤パプリカ…1/4個
ショウガ…1片
油…小さじ1/2
コンソメ…小さじ1/2
塩小さじ…1/4
コショウ…少々
【作り方】
1 ショウガはみじん切り、鶏肉と野菜は食べやすい大きさに切る。
2 鍋に油を熱しショウガを炒め、香りがしてきたら①をさっと炒める。
3 水300㏄を加えて少し煮たら、コンソメを加え、塩、コショウで味をととのえる。
出典:『ストレッチ100の基本 増補版』(レシピ考案:藤岡 操)
ライター:楠田圭子
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