ダイエットに必要なのは意思ではなく〇〇する力!?
YOLO 編集部
- 2020年05月12日
Index
痩せるのに必要なのは「脳のイメージ転換」
ダイエットの成功をジャマするものは何でしょうか?始めても続かない三日坊主、本当に痩せられるのかと考える疑心暗鬼な気持ち、痩せた時をイメージできない現実的な感覚。実はこれはすべて脳で行っていることです。
何より最初に必要なのは、成功のイメージを持つこと。ダイエットに必要なのは意思ではなくイメージ力です。理想の姿を具体的にイメージすることができれば、成功します。
潜在意識にインプットする
人には潜在意識と顕在意識がありますが、潜在意識=無意識の中にインプットされていることは、現実化します。なぜなら、潜在意識にインプットされたことはすべて行動に反映するからです。だから「自分は痩せる」と思い込むことは必要。では、潜在意識にインプットするにはどうしたらいいのでしょうか?
潜在意識にとどまり行動に反映されるのは、「経験」「体験」「実績」「感情」「口に出たこと」「フッと思ったこと」「イメージしたこと」「見た物」「動作や態度など」です。
ダイエットで考えると、経験・体験は失敗した過去、感情はその時に「続けるのが大変だった」という苦手意識などに当たります。でも、今後ずっと成功できないかというと、そうではありませんよね。
インプットされたものは塗り替えることが可能です。脳は高性能でありながら、イメージしたことと現実の区別がわからないという特徴を持っています。しっかりとしたイメージを持ち、繰り返し考え、それを何度も口に出していると、無意識のうちにそれが自分にとっての本物となるのです。
具体的なイメージを作るには?
それでは、具体的なイメージを作るにはどうしたらいいのでしょうか?
まず、自分の中で理想的な体のラインを描きます。頭の中だけに置いておくとどんどん変化してしまうので、好きなタレントの写真や、過去の自分の理想的な一枚を用意しましょう。タレントの写真なら、自分の顔写真を貼ってしまいます。
そこに決意の言葉を書き添えます。「自分に負けない」「内面が輝く」など。さらに「◯月◯日までに◯kgダウン」など、目標事項を書きます。これを目につく所に掲げ、常に声に出して宣言します。
そうすると潜在意識に深く浸透し、それを元にさまざまな行動を無意識に起こすようになります。最終目標を物質的にも具体的に描くことができれば、ダイエット成功の扉のカギを開けたと思っていいでしょう。
ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.7/「ヨガで体と心のパーフェクトダイエット」
監修:西田一見/サンリ能力開発研究所・目標達成ナビゲーター。科学的なメンタルトレーニングを基に能力開発プログラム「スーパー・ブレイン・トレーニング」の研究・指導に携わる。さまざまな心理分析データから目標の達成をサポートし、Jリーグ、プロ野球などスポーツ選手からビジネスマンまで10万人以上に指導。
- Brand :
- YOLO
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。