判断力をアップさせるために必要な、たった一つのこと

広い視野を手に入れるには

何かを判断する時には、内側からも外側からも、さまざまな視点でものごとを見つめることが大切です。自分の内側の世界にこもってばかりでは、視野が狭くなり、正しく外側を見られなくなってしまいます。判断力をアップするためには、心を開いて外へも意識を向けましょう。

胸を開く後屈ポーズ

心と体はつながっているので、体からアプローチします。後屈ポーズで胸を開けば、交感神経を優位にして活動力を上げていきます。自分を内側からオープンにして、広い視野とポジティブな判断力を手に入れましょう。

◇らくだのポーズ

1：立てヒザになって、足の甲を床に着けておく。肩幅にヒザを開く。
＊ヒザが痛い人は、ヒザの下にブランケットなどを敷いてください。

2：腰に手を添え、息を吸いながら背骨を伸ばしつつ胸を広げ、上体をみぞおちから後ろに反る。

3：できる人は、片手ずつ手をカカトの上に置く。アゴも持ち上げて首を伸ばし、呼吸を繰り返す。

ポイント
・ヒザから倒れず、背中側からみぞおちを押し上げるように反る。
・足の甲と親指のつけ根を床に押しつけると、股関節の外旋を防ぎ、腰を守ることができる。

自分に合った方法で、判断力アップを目指しましょう！

文：幸雅子
出典：『Yogini』vol.46/「ヨガ塾 ヨガで頭はよくなるの？」
監修：乳井真介/東京、学芸大学にリラヨガ・インスティテュートを設立。自身が学んださまざまな優れたヨガのエッセンスを再構築し、体系化した日本発のヨガスタイル「リラヨガ」を日本に普及させるために活動を開始する。各種メディアへの出演も多数。