50%の自分で聞いていない？いいコミュニケーションとは？

50%の自分で相手の話を聞いていない？

コミュニケーションを円滑にするためには、話し上手、聴き上手な人になりたいですよね。でも、気になる彼をはじめとした、男子と話す時に注意したいことがあります。

それは100%の自分で会話を楽しむこと。

会話をしている時、100%、自分が自分の真ん中にいますか？何かしら別のことに気を取られていることがないでしょうか？

目に見えていることが気になっていたり、流れている音楽のことを考えていたり、他の用事について思いを巡らせていたりしていませんか？

女子は二つ以上のことを一度にできる多機能性が高いので、そんな風に同時進行するのは苦痛ではありません。一方、男子は二つ以上のことを一度にするよりは、一つのことを徹底的に追求することが得意です。

会話をしている時、女子はあちこちに話が飛んでもついていけるし、戻ってくることができます。けれど男子は、そのスタイルでは話に夢中になることはできません。だから女子のこの多機能ぶりは、男子にとって「嫌なこと」として映ってしまう可能性があります。

また、聞き上手になるには100%で聞くのは第一条件。今、会話をしている自分の真ん中に、自分の心のすべてがきちんといるように徹底しましょう。

50%の自分で人の話を聞いても、いいコミュニケーションは生まれないのです。

文：幸雅子
出典：『女子の想いをわかってもらえる話し方、伝え方。』
監修：コンラッド・ユーキ・フッテル/コミュニケーション法トレーナー。早稲田大学在学中に、KJ法研究所本部から講師を招き研究会を主催。また、フェルデンクライス・プラクティショナー。世界初のオープンシステムを採用したハーモニー体操プロジェクト発起人。
育代/スピリチュアルカウンセラー。10歳のころからリーディングを始める。その後、占い師、カウンセラーとしてTV、雑誌などに多数出演。アロマテラピーカウンセラーとしても活躍。