永遠に自分を探し続けてない?旅を終わらせるためにやるべきこと
YOLO 編集部
- 2021年01月13日
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自分を探すってどういうこと
そもそも、なぜ自分探しをしているのでしょうか?何か現状に不満がある、もっといいやり方があるはずだ、今は持っていないが、すごい何かを見つけられるに違いない…。そんな風に、自分に満足するために、自分探しをしているのではないでしょうか?反対に言えば、今の自分に満足できないから自分探しをしている…とも言えるかもしれません。では、自分に満足するための何かは、どこにあるのでしょうか?
自分探しの答えはどこに?
残念ですが、自分はかくあるべき、という答えはどこかにあるものではありません。誰かが差し出してくれるものでもないのです。つまり探し回っていても、自分探しの旅を終わらせる答えは、自分の外側には見つからないということです。
自分探しを終えるために必要なのは、今の自分に満足したり、いいやり方に気づいたり、自分の中に何かを見つけたりすること。それらは外側から与えられるものではなく、自らが気づくものなのです。何かがきっかけになることはあるかもしれませんが、それに自分で気づく力がなければ答えは永遠に見つかることはないでしょう。
現実は変わらない
はっきり言ってしまうと、現実がいきなりひっくり返って変わることはありません。ただ、そのとらえ方を変えることはできます。自分そのものは変わらなくても、それを不満ととらえるか、満足ととらえるか、その変化を起こすことはできるのです。そのためには気づく力が必要です。
不満とばかり思っていた”すでにあるもの”に対して、満足できるポイントを見つけたり、気づかなかったいい方法に気づいたり、そこにすでに何か素晴らしいものがあったのだと気づくこと。それは自分の内側の変容です。
自分探しの旅を終わらせるためにやるべきことは、自らの現実に向き合い、マインドやものごとを見る視点を、少しずつ変えていくことなのです。そうすることで、アクションも変わってくるでしょう。それがよくない状況を打開するきっかけになることだってあるのです。
自分探しは生きていく中で、自らを省みるきっかけになるとてもいい機会です。でも、永遠に自分を外側に探し続けていては、いつまでたっても旅を終えることができません。ものごとをとらえるマインドや視点など、内側の変化に目を向けて、自らが自分の人生を彩っていくということを忘れないでくださいね。
ライター:櫻井麻美
大学在学中に世界一周をし、卒業後は日本各地に住み込みで働きながら生活を送る。既存の価値観の中で生き方を考えることに違和感を覚え、自分はどうやって生きるのか?何をして生きるのか?について探求している。「生きること」をテーマにさまざまな角度から発信している。
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