肌悩みを改善!アンチエイジングも新しい日常に合わせてアップデート
YOLO 編集部
- 2021年01月30日
新しい生活様式が始まったことにより、肌悩みにも変化が起きています。それに伴いスキンケアルーティンも変えざるを得ない状況ですよね。また、年齢による症状を改善するためのアンチエイジングケアも今まで通りとはいきません。マスクをつけることによって増えてきた肌悩みの改善策、そして、エイジングサインについてをおさらいしつつ、これからのアンチエイジングのケア方法を学びましょう。
Index
ニューノーマル時代のアンチエイジング対策
肌のエイジングサインをおさらい
外出時にはマスクをつけることが当たり前になり、肌への負担が増えています。また、空気が乾燥していることによるカサつきや、花粉などが肌に付着することによるトラブルもあります。季節やホルモン状態に関係していることもあり、肌の悩みはつきませんが、さらに年齢による症状も気になりますよね。
□フェイスラインのもたつきが気になる
□目の周りに小じわが出てきた気がする
□ハリがなくなってきた気がする
□毛穴が気になるようになってきた
これらは代表的な肌のエイジングサイン。ひとつでも当てはまるならアンチエイジングを意識するときかもしれません。
また、生活スタイルに変化が起きたことで、「今までのアンチエイジングケアではカバーできない」と思っている人もいるのではないでしょうか。これからのアンチエイジングケアについて、美の総合プロデュースを得意とするTHE ROPPONGI CLINICの長尾沙也加院長に教えてもらいました。
マスクと肌の摩擦を気を付ける
「マスクによるこすれが肌の負担になり、頬の部分が赤くなる、カサついている。口周りは蒸れてニキビができやすくなった気がするという声が聞かれます。トラブルが増えた方、また、肌が敏感な方は肌に触れる部分に気を配ることが大事です。
例えば、マスクの内側に肌触りがいいシートを挟んでみたり、マスクはポリエステルなどの化学繊維製よりコットンと、素材にこだわってみるのも有効的です。
また、マスクは清潔な状態でつけることが大事です。肌に直接触れるアイテムなので、無防備に触らないようにしましょう。
内側にはなるべく触らないようにし、もし触るときはきちんと手を消毒してから。そして、外した時も内側が外気にさらされないようにマスク入れを利用するなど、清潔な取り扱いを心掛けましょう。ポケットやバッグにそのまましまうのも避けてくださいね」(長尾院長)
アンチエイジングの第一歩は習慣の見直しから
マスクをつけて過ごす時間が増えたことにより、今までのスキンケアアイテムでは解決できなくなってきたと感じている人は、これまでの習慣を見直してみてください。新しいアンチエイジングケアを始める第一歩になります。
かぶれや赤みが気になる!
マスクが肌にこすれてしまっているからかもしれません。肌が赤くなるのは敏感になっている証拠です。普段使っているマスクの素材を、より肌心地がいいものに変えてみてください。
ニキビが増えた!
マスクをつけていることで菌が繁殖しやすい状態になっている可能性があります。マスクの内側で菌が繁殖しないようにこまめにマスクを変えてみましょう。もし内側にシートを入れている場合は、そのシートをこまめに変えましょう。マスク用の除菌スプレーを活用するのもおすすめです。
乾燥しやすくなった!
今使っているスキンケアアイテムを二度付けするなどして、保湿剤を多めに塗布することを心掛けてみましょう。それでも改善されない場合は、保湿剤を変えてみるのも選択肢の一つです。
アンチエイジングのケアをアップデートする
さらに、長尾院長曰く、「これまでの習慣とともに、スキンケアアイテムも見直してみてください。効果が出やすいドクターズコスメにシフトする、普段のスキンケアステップに高品質の美容液をプラスするのもおすすめです。そして、アンチエイジングのケアに有効的な成分を知っておくのも心強いと思います」とのこと。
そこで、アンチエイジングケアの強い味方となる5大成分についても教えてもらいました。
1 表皮を厚くし、角質層を薄くする【レチノール】
「レチノールはビタミンAの別名なので、ビタミンの一種。肌に塗布することで表皮の角質の細胞分裂を促す働きがあります。そのため表皮が分厚くなり、角質層が薄くなる効果が期待できます。角質層が薄くなるとスキンケアの有効成分がより効率よく浸透していき、美肌に近づきます。角質ケアもアンチエイジングケアの大切なステップです」
2 【ビタミンC】は高濃度で摂取する
「美肌成分としておなじみのビタミンCには、シミやくすみの原因となるメラニンを抑制する、皮脂分泌を低下させて毛穴を目立たなくさせる、コラーゲンの生成を促すため肌のハリが回復するなど、さまざまな効果があります。ただ、体内では生成することができないため、外から効果的に摂取する必要があるうえ、濃度も大切になります。アンチエイジングを意識している方は高濃度を意識してみてください」
3 再生能力が高い【幹細胞】
「ここ数年で認知が深まった幹細胞は、細胞の生まれ変わりをサポートする役割があり、まさにアンチエイジングにぴったりな成分です。幹細胞が持つ再生能力が、加齢によって失われていくハリ、ツヤ、たるみなどを改善してくれます。幹細胞には植物、動物、ヒト由来があるので、肌に合うものを選んでください」
4 肌を守る成分の【セラミド】
「乾燥などの外部刺激から肌を守るバリア機能を正常に働かせるために必要な成分がセラミドです。セラミドが満たされていると、肌荒れがしにくくなり、肌表面のキメも整います。逆に不足してしまうと、荒れやカサつきを繰り返すことになってしまうため、しっかり補充していきましょう」
5 ハリと弾力を作る【コラーゲン】
「炭水化物、脂質、タンパク質の三大栄養素がありますが、コラーゲンは三大栄養素のタンパク質の一種になります。そして実は、皮膚の約70%はコラーゲンが占めています。ハリや弾力ある肌には欠かせませんが、加齢によって減少していく成分なのです。肌に塗布するコスメで補うよりも、サプリメントやドリンクなど体内から補充するほうが効果的です」
アンチエイジングは継続が鍵を握る
生活が変化すると、肌状態も変化するもの。精神状態でも変化するほど、肌は心身とリンクしています。その時々の肌状態と向き合いながら、自分にあったアンチエイジングケアスタイルを見つけてくださいね。毎日コツコツと継続してケアすることが美肌へとつながっていきます。
<監修>
長尾沙也加 院長
THE ROPPONGI CLINIC院長。ミセスジャパン全国大会優勝の経験からトータルプロデュースを学び、個性を活かした美しさを引き出すカウンセリングは多くの方から信頼を寄せられ、全国から注目を集めるドクター。目元、口元といったパーツだけの改善ではなく、お顔全体のバランスはもちろん、ひとりひとりのライフスタイルを踏まえたトータルプロデュースすることを得意とする。
https://the-roppongi-clinic.com/
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