【美肌に必要な新習慣】肌がキレイな人がやっていること5選
YOLO 編集部
- 2021年05月22日
みずみずしく透明感のある肌、そのような「美肌」に近づくためには毎日の積み重ねが大切です。では、美肌の人は、いったいどんなケアを毎日行っているのでしょうか。
そこで今回は、美肌の人が毎日肌のためにしている習慣を、皮膚科医の金城 里美先生にお聞きしました。
Index
美肌の人が毎日欠かさない習慣5選
まずは、美肌の人が毎日している習慣を5つご紹介します。
①UVケア
肌の老化の原因の一つとして、長期間に浴び続けた紫外線の影響があります。紫外線を浴びることで肌の老化が進み、シミもできやすくなるため注意が必要です。
UV対策をすることで、紫外線による肌の老化は防ぐことができるでしょう。
UV対策としては、日焼け止めを塗ること、日傘・帽子などで遮光すること、直射日光を避けることがあります。
たとえ曇りの日でも紫外線は注がれているため、油断は禁物です。また、紫外線のピークは6月といわれているため、春先からしっかりUV対策を行うことが美肌の大きな一歩となります。
②洗顔・保湿ケア
毎日の洗顔と保湿のケアは美肌を保つために欠かせません。洗顔はこすらず泡でやさしく洗うようにしましょう。保湿は化粧水と保湿クリームを重ねると保湿力がアップします。
保湿クリームは、乾燥肌の人はより油性のもの、脂っぽい肌の人はより水性のものにするなど、肌質に合わせて選ぶことをオススメします。
③運動
運動には皮膚の血流改善効果、発汗による保湿効果があります。また、運動はストレス解消効果もあり、体のさまざまな機能を調節している自律神経の働きが整うため、それによりホルモンバランスの乱れが整い、肌荒れを改善効果しやすくなります。
④十分な睡眠
十分な睡眠をとることで自律神経の働きが整います。自律神経の調節のために、22時から深夜2時の時間帯は、できるだけ睡眠をとるようにしましょう。
睡眠時間は6時間以上が理想的です。また、十分な睡眠は美肌の大敵である疲れやストレスが溜まるのを防ぎます。
⑤バランスの良い食事
毎日の食事からとった栄養が血液を通して肌に供給されるため、肌の栄養は毎日の食事にかかっているといえます。よって、1日3食バランスの良い食事をとることが大切です。
美肌のためにとくに必要な栄養素については、次項で解説します。
美肌に必要な栄養素
次に、美肌をつくるために必要な栄養素をご紹介します。
・ビタミン類
ビタミン類は、肌の健康のために万遍なく摂ることをおすすめします。
キレイな肌をつくるビタミン類としては、肌の皮脂分泌の調節にかかわるビタミンB群(レバー、納豆、玄米、うなぎなど)、肌の代謝にかかわるビタミンC(イチゴ、ブロッコリー、レモンなど)、肌の血流にかかわるビタミンE(ナッツ類、うなぎ、たらこ、かぼちゃ、アボガドなど)があります。
・たんぱく質
たんぱく質は健康な肌を保つためにとても大切です。肌に耐久性を与えるコラーゲンや肌に弾力を与えるエラスチンなどは、たんぱく質でできています。
卵、肉類、魚類、豆類などからバランスよく、たんぱく質を摂るようにしましょう。
・ミネラル
ミネラルは肌の代謝を中心に肌の健康に深くかかわっています。とくに亜鉛(牡蠣、肉類、魚介類、豆類、卵黄など)、鉄(シジミ、レバー、小松菜など)が不足すると肌荒れにつながります。
漢方のチカラで美肌へ
「体の内側から改善して美肌を目指したい」、「肌荒れを根本から治したい」そんな要望に応えてくれるのが、漢方薬です。
「にきび」、「乾燥・しわ」、「しみ」などの肌の悩みに効果を認められている漢方薬はいくつもあります。
とくに、漢方薬はホルモンバランスの乱れによる不調や肌荒れの改善には高い効果を発揮します。そして、自然の生薬を組み合わせて作られる漢方薬は、西洋薬よりも副作用が少ない点もうれしいポイントです。
漢方薬は根本の体質改善にも効果を発揮するため、慢性的な肌症状や、さまざまな肌トラブルに対し、体の内側から改善を目指せます。
つまり、漢方薬の服用を続けることで、同じ症状を繰り返さない体質に変えていくこともできるのです。
また、生薬を何種類も組み合わせて作られている漢方薬は、体の一つの症状だけでなく、ストレスなどの心の症状にもアプローチできる点も特徴です。
漢方薬のメリットは、以下の3点です。
- 一般的に副作用が少ないといわれている
- 体質に合えば高い効果が期待できる
- 一つの漢方薬でいくつかの症状へ対応できることが多い
さらに、バランスのとれた食事や運動を毎日続けることが難しい場合でも、漢方薬であれば症状や体質に合ったものを飲むだけなので、無理なく続けることができるでしょう。
このように、ストレスなく服用できる漢方薬を、日常の不調改善に取り入れてみませんか?
早速試してみたいという方のために、以下に肌の健康のためによく使われる漢方薬をご紹介します。
美肌を目指したい方にオススメの漢方薬
桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
比較的体力があり、肩こり、のぼせ、足冷えなどがある方のにきび、しみ、手足の荒れの改善に効果的です。
薏苡仁(よくいにん)
ヨクイニンはハト麦の種からできた生薬です。肌のターンオーバーに働きかける他、ウイルス性イボにも効果的です。
ただし、漢方薬は、その人に最適な生薬の組み合わせでないと効果がないだけではなく、副作用が起こる場合もあります。大切なのは、自分に合った漢方薬を選ぶことです。
最近、話題になっている「あんしん漢方」では、漢方A Iを利用した「オンライン漢方相談」を行っていますので、こうした相談窓口を利用して、漢方に詳しい薬剤師に相談してみるといいでしょう。自分に効く漢方と出会いたい、お手頃価格で不調を改善したい、という方にぴったりです。
新習慣で美肌に変化
美肌に近づくために重要な5つの習慣と美肌のために必要な栄養素をご紹介しました。美肌への変化は1日ではできません。肌をいたわる毎日の生活の積み重ねが美肌を作ります。美肌によいことを習慣として、ぜひ取り入れてみましょう。
<監修者>
皮膚科医 金城 里美
医師/薬剤師
東京大学薬学部卒業後、医師を目指して、東京医科歯科大学医学部に入学。
体、精神とも関わって多様に現れる皮膚の病態に興味を持ち、皮膚科医の道を選ぶ。卒業後、大学病院、総合病院、クリニックでの皮膚科勤務を経て、一般皮膚科から美容皮膚科まで皮膚科領域の診療を幅広く行う。
現在、総合病院の皮膚科常勤医として勤務。3児の母。
皮膚がより良くなることで、その人の毎日がより明るくなることを目指して日々診療を行う。
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