東京2020陸上競技目前!知ってると自慢できる短距離走の豆知識
YOLO 編集部
- 2021年07月27日
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スタジアムの語源は「競争」だった
東京2020のメインスタジアムで、開閉会式や陸上競技の舞台となる新国立競技場。世界中からトップアスリートが集結し、いよいよ今週末には陸上競技が開催されます。そんな陸上競技場のなかでも、今回は短距離走にまつわる豆知識をお届けしましょう。
古代オリンピックの「スタディオン層」
古代オリンピックにおいて短距離走の重要度はとても高く、1スタディオン(180〜200m前後)という距離を走る「スタディオン走」は、中心競技でした。ちなみにスタディオンは、スタジアムと同義の言葉で、この競技のためにスタディオンという競技場が造営され、そこを走ったのです。このため、各競技場によって1スタディオンの距離が変化したといいます。さらに優勝者の名前が大会に冠せられるなど、大きな名誉が与えられ、この競技のみをオリンピックで行う時期もあったとされています。
100m走の記録はどこまで伸びる?
「速く走る」というとてもシンプルな競技ですが、人類にとっては大きなテーマです。とはいえ、それは「より速く、より高く、より強く」というモットーにも通じています。
いまでも短距離走は非常に注目され、大会後半に陸上競技が始まると、すぐに100mの予選がスタートし、その決勝は「人類最速」を決める大会最大の見せ場となっています。このスターたちが最後に4×100mのリレーで再登場するのも言わずと知れた名物です。
オリンピック・パラリンピックなどの大会が近づくと、人類の究極的なスピードを競い合う100m 走について、「人類が得られる記録としてはどこが限界値か?」という議論がしばしば話題になります。これまでですと統計学的に9秒4から9秒5あたりが限界とされてきましたが、かのウサイン・ボルトが9秒58を叩きだすと、この理論値が崩れてしまいました。そして現在、学者たちのなかには、7秒14が限界と考える説もあるそうです。
出展:『スポーツ雑学大全』
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