アーユルヴェーダ掃除法で心身ともに快適に過ごそう!
YOLO 編集部
- 2022年06月10日
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アーユルヴェーダのタイプ別部屋の整え方
インドの伝統医療であるアーユルヴェーダのドーシャ(エネルギーで分ける体質)では、タイプによって、部屋の整え方は異なると言っています。ドーシャには、ヴァータ(風)タイプ、ピッタ(火)タイプ、カパ(水)タイプと三つがあります。まずは、自分のタイプチェックをして、多く当てはまるところを読みましょう。自分の気の巡りを良くしてくれる部屋の整え方がわかります。
ヴァータ(風)タイプ
- モノの定位置が決まっておらずいつもモノ探しに時間を取られている
- スケジュールが立て込んでくるとあっという間に部屋が散らかる
- 掃除の途中で他のことを始めてしまいいつまでたってもキレイにならない
このタイプの人は、モノが散乱してゴミが目につくとイライラするのに、何もない状態に片づいてしまうと、何だか不安になってしまいます。そんな人には、温かみのあるインテリアの演出がオススメ。ふんわりとしたソファやクッション、暖色系のやわらかなカバーをかけたベッドなどで、ほっこりした和みの空間で優しい部屋を作りましょう。心が落ち着いて不安を遠ざけられます。
ピッタ(火)タイプ
- ディスプレイにもこだわるほどいつもキレイに片づいている
- 場所ごとに使う洗剤や手順などの掃除法が決まっている
- 少しでも散らかるとイライラしてしまい自分をだらしなく感じてしまう
このタイプは、モノを整然と並べ、場所ごとに掃除方法を決めている人も多いかもしれません。潔癖なので、その意識が高まりすぎると、ほんのちょっとの乱れや汚れでイライラしたり、そんな自分が許せなくなって自分を責めたりしてしまいます。甘い香りの精油、花瓶や水槽などの水を使う小物など、甘さや潤いを感じるインテリアを工夫すると、熱を適度に冷まし、心身ともに快適に過ごすことができます。
カパ(水)タイプ
- 同じ色遣いや同じモノをいくつも買ってしまいモノが増える
- 収納の中はいっぱいでテーブルや床にもモノが置いてある
- まだ使えそう、もったいないと思いなかなかモノを捨てられない
捨てることが簡単にできないこのタイプ。片づけを「ヨガやトレーニングをする空間作り」と考えてみるといいでしょう。ヨガマットなどをさっと広げられるスペースがあるか、深呼吸した時にホコリが口の中に入ってこないか、部屋の風景は心を落ち着かせてくれるか…。掃除モチベーションを上げるチェックリストを作って、ゲームのようにそれをこなしていきましょう。そして、増えてしまったモノもデトックスを。いつやるか?今でしょ!
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ライター:大嶋朋子
出典:『Yogini・Vol.44』/「アーユルヴェーダ式美しくなる掃除入門」
監修:福田真理
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