日本の暦 6月 梅子黄|ニッポンの暦で知性と感性を磨いて10年後もいい女に!
YOLO 編集部
- 2022年06月15日
「夏至」や「春分」などでおなじみの「二十四節気」では、6月6~20日ごろは「芒種」(ぼうしゅ)という季節です。
田植えが始まると、農家は大忙し。今と違い、手作業ですべてを行っていたので、器具を積んで、車で田んぼまでブーンと行くわけにも、田植機を使って短時間で田植え完了というわけにもいきません。
一つの作業にかかる時間と労力は、相当なものだったことを思うと、天候と真剣に向き合うようすが目に浮かびますね。
感覚としては、今の私達が仕事の締め切りに追われて、大急ぎで働くのと同じかも!そう思うと、あわただしさも共感できますね。
暦って何? と思ったら「日本の暦「二十四節気」「七十二候」で 感性豊かなイイ女に!」を要チェック
【七十二候】第二十六候
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梅子黄(うめのみきばむ)
黄色く熟した梅の実は、甘くて芳醇!いい香り
6月16~20日ごろ、正月すぎに咲いた梅の花が、青い実となり、それが熟して黄色くなる季節。通勤途中やランニング中に、甘くて芳醇な香りが足元から漂ってきたら、近くの梅の木から熟して落ちた、黄色い梅の実が転がっているかも。それこそが、「梅子黄」の季節です。
この時期に黄梅を収穫し、梅雨の間に塩漬けにし、梅雨が明けるころに干して味を凝縮させる…という自然のリズムに沿って、梅干しは仕込まれていきます。季節の台所仕事をすると、暦の意味が実感できますね。
旬の野菜 トマト
トマトと言えば真夏が旬だと思われていますが、最もおいしい〝味の旬〟は初夏なんです。トマトは湿気に弱いため、梅雨入り前に育ったものが、味が濃くおいしくなると言われています。強力な抗酸化作用のあるリコピンは、美肌と健康の味方! 酸味成分は疲労回復にも働きます。
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- Credit :
- ライター:藤岡操
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