日本の暦 6月 菖蒲華|ニッポンの暦で知性と感性を磨いて10年後もいい女に!
YOLO 編集部
- 2022年06月24日
「冬至」や「春分」などでおなじみの「二十四節気」では、6月21~7月6日ごろは「夏至」(げし)という季節です。
一年で最も日が長い季節ですが、日本中が梅雨空に覆われる頃です。貴重な梅雨の晴れ間は、思いっきり太陽を浴び、長くなった日を楽しみましょう! 朝のトレーニングはもちろん、休日には少し早い時間から外の空気を感じながらお酒を楽しむのも気持ちがいいものですよ。
暦って何? と思ったら「日本の暦「二十四節気」「七十二候」で 感性豊かなイイ女に!」を要チェック!

Index
第二十九候 「菖蒲華(あやめはなさく)」
梅雨空の下、菖蒲の花が艶やかに咲く頃

菖蒲(アヤメ)が花を咲かせるのが、6月26~6月30日頃。端午の節句の頃に咲く菖蒲(ショウブ)とは同じ漢字で見た目もそっくりですが、異なる花です。さらに杜若(カキツバタ)という花にもよく似ていることから、「いずれ菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)」という言葉もあります。これは「どれも優れていて、優劣がつかず、選択に迷う」という意味の例えです。花で見分けるのは難しいですが、アヤメは水はけのよい草地に、カキツバタ、ショウブは水辺や湿地に咲くと覚えておくとよいでしょう。
季節の習わし 夏越の祓(なごしのはらえ)
6月の終わりに神社を訪れると、大きな茅の輪が作られているのを見かけます。これが「夏越の祓」。この輪をくぐる「茅の輪くぐり」を行うことで、年明けから半年間の罪や穢れを祓い落とし、残りの半年間の健康と厄除けを祈願します。日本各地の神社で行われているので、ぜひ「茅の輪くぐり」をしてみてください。これまでの自分を振り返り、さらに前を向いて進むための“節目”を感じることができるでしょう。

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- Credit :
- ライター:藤岡操
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