ダイエット効果もアップする! 猫背を解消するヨガポーズ
YOLO 編集部
- 2022年07月07日
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最初にするのは姿勢矯正
ダイエットをしよう!と決めた時から、食事を制限し、筋トレも頑張っている…。それなのに、なぜこんなに結果がついてこないのだろう?と悩んでいる人、実は少なくありません。しかも、そのうち成果が出ないと諦めて、ダイエットはフェイドアウト…。
もし、そんな後ろ向きな状態に陥っていたら、まず自分の姿勢を見直してみましょう。横から見た時、肩が内側に入って、背中が丸まっていませんか?スマホやパソコンを触る時間が長い現代人の多くが、今この姿勢になっています。そう、猫背です。
猫背が病気を引き起こすことも
猫背になってしまうと、胸が縮こまって呼吸がしづらくなってしまいます。また、全身に歪みを生じて、背中のS字カーブが崩れ、重力の負荷が高くなることから、肩コリや腰痛、背部痛などが起こります。さらに、自律神経失調、内臓系トラブルなどを引き起こしてしまうことも。そうなると、ダイエットの成果が出ないどころか、さまざまな生活習慣病の引き金を引いてしまいかねません。
そんな深刻な状況に陥る前に猫背を解消し、本来の目的であるダイエットを再開させましょう。また、姿勢が矯正されると、それだけで余分についていた脂肪が落とされ、体が整っていくことも考えられます。だから、何よりも先に猫背を直すべきなのです。
猫背を解消するヨガポーズ
猫背を解消するヨガポーズを紹介しましょう。
- 両脚を伸ばして、長座になる。腰を立てて、背骨を伸ばすように意識する。
- 手先を体のほうへ向けて、両手をお尻の後ろに着く。手首が肩の下に来るように位置を調整する。息を吸いながら、手のほうへ重心を移動して上体を傾ける。
- 一度息を吐いてから、次の吸う息に合わせて、手で床を押してお尻、腰、胸を引き上げる。肩甲骨同士を引き寄せて胸を突き出し、体の前面を伸ばして、アゴを引いて胸を見る。つま先を伸ばし、足裏全体が床に着くようにする。
- 3の姿勢で5呼吸した後、息を吐きながら腰を下ろして戻る。
このポーズは、最初のうち、猫背の人にはなかなかキツいかもしれません。しかし、続けているうちに肩まわりの硬さが取れ、胸が開いて、体の前面が伸びる感覚を十分に味わえるようになります。深い呼吸もできるようになって、ヨガの気持ちよさを感じられるでしょう。
これを一日1回行うことを習慣づければ、姿勢が矯正されると同時に、体が徐々に引き締まっていくでしょう。まずは1週間、次の1週間、さらにもう1週間と続けていき、1カ月続けられたころには、体が変わり始めていることを実感できるに違いありません。
そして、猫背が解消されたら、ダイエット効果もしっかり得ることができるようになるでしょう。
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ライター:豊田紗江
出典:『家ヨガポーズ大全』/「1週間不調解消メニュー」
監修:中村尚人/ヨガ、ピラティスのスタジオ「TAKT EIGHT」主宰
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