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不眠予防に気をつけたい習慣とは?暑くて寝苦しい夜にも快眠できるツボ

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生に、ツボ押しできれいになる方法を教えてもらうこの連載。今回のお題は、「寝つけない時のツボ」。暑くて寝苦しい夜、ベッドの上でもんもんとしている、そんなあなたの安眠を約束するツボ、教えます!

安眠のツボは、カカトの真ん中にある!

寝苦しい熱帯夜が続いていますね。寝つけない時、スーッと眠りに入れるようになるツボってないのでしょうか?

「ありますよ。“失眠”(しつみん)と言って、カカトの真ん中に位置しています。足裏のマッサージとともに、カカトの真ん中を押す習慣をつけておくと、全身の健康促進と快眠を得ることができるようになります。ぜひ、やってみてくださいね」

夏、眠れない理由はやっぱり暑さ。「気温が30度以上で、湿気があると寝苦しくなるんです」と真理先生。「湿度が70%を超えると、人間は寝つけなくなります。50%前後が一番よく眠れる湿度。気温も26度ぐらいにしたいですね。エアコンの温度、湿度をうまく調整することが大事です」。

眠れない原因の一つにブルーライトが

「最近眠れない方が増えてきている」と指摘する真理先生が、原因として挙げるのは、ブルーライト。「ブルーライトの強い光によって体内時計が乱れてしまうのです。寝る1時間前になったら、もうブルーライトを発するスマホやパソコンは見ないようにしましょう」。

ブルーライトの光源で最も影響が大きいのは、目と画面の距離が近いスマホ。「スマホの画面を、一番暗い設定にするのも効果的です」。

「まぶたは、目を閉じていても光を通しちゃうくらい薄いんです。目に光が入ってきてしまうと、メラトニンというホルモンが分泌できなくなって、眠れなくなる。真っ暗にして寝るか、アイマスクなどで光を遮断すると、よく眠れるようになります」

現代の環境は、明るすぎるのかも…。

「昔は日が沈んだらもう灯りがなくなり、早く寝ていたと思います。現代は、夜も明るくて交感神経が過緊張になってしまうんです。夜間のコンビニエンスストアからの光は、交感神経をすごく高めてしまって、お腹も空いてきますし、眠れなくなると言われています」

カフェインや肩甲骨の間のこわばりも影響

疲れているのに寝つけない原因として、もう一つ、真理先生が挙げるのは、カフェイン。

「16時以降にカフェインを取ると、これもまた覚醒してしまう。寝つきの悪い人は、夕方以降、ノンカフェインのものを取ったほうがいいですね」

さらに、肩甲骨の間が硬くなることも、原因に。

「なるべく肩甲骨から動かして、肩をゆっくり回すなど、普段から肩甲骨の間がかたまらないようにすると、眠れるようになっていきます。また、丸まった姿勢はすごく体を緊張させて不眠につながるので、パソコンに向かう時も、耳・肩・腰が一直線になるような姿勢を保つといいでしょう」

寝つきが悪いなどの不眠で悩んでいて、上記のうちどれか当てはまるものがあれば、まずはできることから始めてみましょう。そして、カカトのツボは、不眠予防もかねて、折に触れて押しておくのをオススメします。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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