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トレーニングのやりすぎで体調不良になる前に!自分の体の声を聞く方法

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生に、ツボ押しできれいになる方法を教えてもらうこの連載。今回のテーマは「自分の体の悲鳴」。ついつい頑張りすぎてしまうトレ女のみなさん、ちょっと待って!自分の体の声、聞こえていますか?

“ほどほど”が何より大事

20~30代のトレーニングに取り組む女性について、真理先生が心配しているのは“やりすぎ”。

「ちゃんと睡眠をとっていますかね?特にトレーニングは、成果が出やすいから、何でもやりすぎてしまう可能性がありますよね。休むことも養生の一つです」

「頑張りすぎると、生理が止まっちゃうこともあります。運動しすぎると、血液が筋肉のほうにばかりいってしまうんです。その結果、子宮の中の血流が悪くなって、生理に影響する。アスリートの方にも、そういう例があると聞いたことがありませんか。競技者として取り組んでいる方は、ぎりぎり以上に頑張るものですから。でも、一般の人だったら、そこまで追い込む必要はないと思います。何でも“ほどほど”が一番」

体調不良になるのは、体が悲鳴を上げている証拠。その悲鳴を見逃さないことが、とても大切。健康・美容目的のトレーニングについては、 “ほどほど”がキーワードであるようです。

体の声、聞こえていますか?

でも、どこで“ほどほど”のラインを引いたらいいのでしょうか?

「それが難しいんですよね。今、みなさんインスタントのものやコンビニのものを食べたりすることも影響して、体の声が聞こえなくなってしまっているんですね」

「昔の人は、ちゃんと『夏だからキュウリやトマトを食べて熱を取ろう』というような工夫をしていました。でも、今は冬でも冷たいアイスコーヒーを飲んだり、冷たい野菜を食べたりして、体を冷やしちゃったりする。今自分の体が何を必要としているのか、何を食べたらいいのか、という声すらも聞こえなくなってしまった。その結果、頑張りすぎて燃え尽きてしまう方が、すごく多いような気がします」

売れっ子エステティシャンとしての激務が原因で、寝たきりの生活になりながら、鍼灸治療によって回復した経験を持つ真理先生。「自分の体の声を聞いてほしい」という言葉には、切実なものがありました。

次回は、遮断してしまっていた自分の体の声に耳を傾ける方法を探っていきます。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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