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知っておきたい!いろいろな効き目がある便利なツボ

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生に、ツボ押しできれいになる方法を教えてもらう、この連載。今回のテーマは、「不思議とよく効くツボ“奇穴”」。気の道“経絡”の上にはないけれど、いろいろな効き目があるツボ、“奇穴”についてのお話です。

正規のツボではない“奇穴”

前回、経絡上にあるツボ=”正穴”について聞きました。実はツボはたくさんありますが、そのうちWHO(世界保健機関)が定めているツボは361個あり、それを“正穴(せいけつ)”と言います。正穴以外にもツボがあります。そのうち、位置や名前が決まっているツボを“奇穴”(きけつ)と言います。

「奇穴は、47個あります。経絡とは違う場所にあるんですが、押すと不思議とよく効くのです」

ここでは、奇穴の中でもよく使えるツボを紹介しましょう。

眼精疲労にいいツボ「太陽(たいよう)」

奇穴の中で有名なのは、「太陽」。「太陽は、目の疲れがある時に押す場所。エステでもよく押しています。眼精疲労には本当によく効きます」。こめかみにある奇穴、“太陽”。眉端と目尻を結んだ線の中間点から、指2本分髪の生え際側に行ったところに位置します。少しぼこっとくぼんでいるので、触るとすぐに見つけられるでしょう。

パソコンやスマホで負荷がかかりやすい目をいたわるために、知っておくと便利です。

 

頭痛や鼻炎には眉間のツボ

また、「第三の目」とも言われる「印堂(いんどう)」も重要なツボです。

「印堂は、眉間にあるツボです。ここも経絡上にはないんですけれども、不思議と頭痛や鼻炎に効きます」

眉頭同士を結んだ線の真ん中にある印堂は、詰まった鼻を通るようになるだけでなく、神経を落ち着かせ、頭痛やめまいを抑えるツボです。

風邪や花粉症の時、鼻炎などでツライ時に試してみましょう。

奇穴は治療経験のたまもの

また、下痢対策の回に登場した、嘔吐にも効く食中毒のツボ「裏内庭(うらないてい)」も奇穴。裏内庭は、足の裏にあります。人さし指と中指の間のつけ根にある、プクッと膨らんだところが目指すツボ。お灸で熱を入れたり、押したりすると下痢が止まります。

奇穴は、長年の治療経験の中で発見されてきました。さまざまな効き目がある重要なものが多いのです。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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