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食欲の秋到来!食べ過ぎを抑えて体重キープする方法【薬剤師監修】

栗やサツマイモ、マイタケやシイタケのキノコ類など、秋にはおいしい食べ物がたくさんあり、ついつい食べ過ぎてしまうこともありますね。

なぜ、秋になると食欲が増して食べ過ぎてしまうのでしょうか。そこで今回は、薬剤師の竹田由子さんに食欲の抑え方について聞いてきました!

「食欲の秋」といわれる理由

秋にはおいしい食べ物が多く、食欲も増えますよね。じつは、その理由には日光が関係しているといわれています。

幸せホルモンといわれるセロトニンには、「精神を安定させる役割」と「満腹感を与えて食欲を抑制する役割」があります。

セロトニンの分泌量は日光に当たる時間に比例しており、秋になると急激に日照時間が短くなるため、セロトニンの分泌が減少して食欲増加につながると考えられています。

食欲を抑える工夫とは?

では、秋の食欲を抑えるためには、どのような工夫をすればよいのでしょうか。オススメの方法を2つご紹介します。

よく噛んで食べる

よく噛んで時間をかけて食べることにより脳の働きが活発になり、神経ヒスタミンの量が増加します。

神経ヒスタミンは満腹中枢を刺激し、脂肪細胞から分泌されるレプチンを刺激すると考えられています。レプチンはホルモンの一種で、食欲を抑える働きがあります。

そのため、よく噛んで食べることで食欲が抑えられて、食事の満足感を得やすくなるのです。

炭酸水を飲む

食前や小腹がすいた時などに炭酸水を300ml~500mlほど飲むのもオススメです。

炭酸水を飲むことで、胃の中が炭酸で満たされ、満腹中枢が刺激されて脳に満足感を与えられるため、間食や食事量を抑えることができます。

また、起床後に100mlほどの冷たい炭酸水を飲むと、腸を刺激して排泄をうながしてくれるため、便秘の改善にも効果的といわれています。

食欲を抑えるには漢方もオススメ

「つい食べ過ぎてしまう」「ダイエットしたい」という方には、漢方薬もオススメです。

漢方では、胃の働きが活発になり過ぎると、食べてもすぐにお腹が空く、過食になると考えています。さらに、ストレスやホルモンバランスの乱れも食べ過ぎの原因と考えられているのです。

食欲を抑えるには、「過剰な胃腸の働きを抑える」「自律神経の乱れを整えて、ストレスによる過食を軽減する」といった生薬を含む漢方薬を選びます。

また、食べてしまった「脂肪の吸収を抑える」「脂肪の燃焼をサポートする」「余分な脂肪を便と一緒に排出する」といった作用のある漢方薬を選ぶことで、健康的なダイエットを目指すことができるでしょう。

漢方薬は根本からの改善を得意としているために、太りにくく痩せやすい体質を手に入れることもできます。

また、自然の生薬から作られているため副作用が少ないといわれており、さらに、医療分野でも使用されているため、安全性も認められています。

食欲を抑えたい方にオススメの漢方薬

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

体力のある方にオススメの漢方薬で、血液循環をよくする効果があります。月経痛や月経に伴う精神不安のほか、便秘症などにも用いられます。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

体力のあるポッコリとしたおなかをもつ方にオススメの漢方薬で、体の水分循環を改善させる働きがあります。肥満症、便秘、尿量減少、むくみ、のぼせ、肩こりなどの症状によく用いられています。

漢方は体質との相性が重要

漢方薬を服用する時には、「漢方薬同士の組み合わせ」と「自分の体質とあった漢方薬を選択すること」がとても大切です。

体にあっていない漢方薬を服用してしまうと、効果が出ない場合や、副作用が生じる可能性が高まります。必ず漢方薬に詳しい方に相談して選択するようにしましょう。

最近話題の「あんしん漢方」は薬剤師などの医療チームがAIを使って「オンライン漢方相談」を行っているため、自宅でも簡単に漢方薬の相談ができます。

「自分にあった漢方薬を見つけたい」という方にはオススメのサービスです。

あんしん漢方

食べ過ぎに注意して食欲の秋を楽しもう

食べ過ぎはよくありませんが、おいしいものが増えてしまう秋……ついつい食べ過ぎてしまうことも多々ありますね。

うまく自制しながらいろいろな秋の味覚を楽しむ生活を送りましょう!

<監修者>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 竹田由子

元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。
患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。
現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。
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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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