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多幸感のある食事とは?体が喜ぶ食事コツ

本質的な健康ってどんな食事

レストランやスーパーなどで、世界中の食べ物を手に入れることができる昨今。今日はフレンチ、明日は中華料理などと、場所や季節を問わず、いろんなものを食べることができます。

選択幅が広いからこそ考えたいのは、本当に健康的な食事。本質的な健康の状態って、どんな食生活で得られるのでしょうか。

それには、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」が出番です。

生活習慣から食生活を通じて、心と体のバランスを整える「アーユルヴェーダ」は、年齢や体質に応じて快適な日常生活を送るための叡智です。

穏やかで調和的な性格になる食事

全人類に共通する理想は、“穏やかで調和的”な食事であること。

これは、「アーユルヴェーダ」の考え方では、心のエネルギー(グナ)が純粋な状態 (サットヴァ)であれば得られるとしています。サットヴァとは、安定し平穏、幸福感があり、すべてと調和している状態です。

本当の多幸感のある食事とは、料理の種類や高級食材とは関係なく、その人らしい穏やかさを感じる食事ということなのです。
心のエネルギー(グナ)は、最も食生活の影響を受けやすいとも考えられています。グナには大別すると3種類の質があります。上記のサットヴァの他の2種類は、活動性(ラジャス)と不活発性(タマス)。

活動性(ラジャス)

乱れ、不安定、イライラ、動揺、攻撃的。心の状態は刺激的、辛味を好みます。

不活発性(タマス)

無気力、無関心、抗うつ気味。心の状態は、作ってから時間の経過した食事、風味や味気のないものを好みます。

食物が口の中から胃腸へ伝わり、消化され栄養になり、体を作り、熱を生み出し、性格すらも変えてしまうことを感じながら食事をすると、食に対する見方が変わりますね。

実は体が喜ぶ食事のコツ

心から喜びあふれる調和的で穏やかな食事には、四つのコツがあるようです。

好きなものを食べる

嫌いなものばかり食べていると嫌気がさすので、食べたいものを食べて、幸せを感じることが大切です。それには心や体が安定していることもポイント。なぜなら、心身のバランスが崩れている時こそ、ジャンクフードなど体によくないものをおいしいと感じてしまう傾向があるからです。

でき立てを食べる

でき立ての料理は純粋性が高く、消化もしやすく、幸福感も格別です。なるべく作り置きや冷凍食品は避けましょう。どうしても保存食を食べる時は、最後のひと手間をかけて、料理を完成させてからいただきます。

6種類の味をまんべんなく

味は、6種類の味を、毎食少しずつでもいいので取り入れます。甘味、塩味、酸味、苦味、渋味、辛味のすべてが含まれている食事が理想的です。どれか1種類に偏らないようにしましょう。

旬のものを食べる

でき立ての料理に通じるものがありますよね。その土地のもの、その大地のものをいただくことは、そこにいる自分の体の調子を整えてくれる働きがあります。大地の恵みに感謝します。

 

それらに注意しながら、一番大切なのは、「いただきます」の感謝の気持ちかもしれません。これは日本でも古くから根づいている習慣。命の循環に感謝し、味わって、食事の時間を楽しんでいただきましょう。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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