【デスクワーカーにオススメ】背中のコリの特効薬！肩甲骨ストレッチ

「最近背中が痛い」
「風邪ではないのに頭痛がする」
現代ではデスクワークの方が多く、座りっぱなしで背中がこって痛いという悩みを抱える方も多くいます。

放置しすぎると頭痛や腰痛にもつながるため、早めに解決したいですよね……。今回はそんな背中のコリの解消法について薬剤師の竹田由子さんに伺いました！

背中の頑固なコリの原因は？

背中のコリの原因にはどのようなものがあるのでしょうか。コリを改善するためにも日常生活のなかの原因を確認してみましょう。

デスクワーク

デスクワークだとどうしても長時間座り続けることになってしまうため、コリが生じやすくなりますね。

しかも姿勢が悪いと、背中の筋肉を酷使し続けることになるので、筋肉疲労や血行不良を起こし、さらにコリがひどくなってしまいます。

スマホの長時間使用

現代ではほとんどの人が使用しているスマホですが、これも姿勢を悪くする原因の一つ。スマホを見続けていると猫背になりやすく、背中もコリやすいようです。

また、そのほかにも首の筋肉が拘縮して固まり、「ストレートネック」に発展してしまう恐れもあるため、注意が必要です。

ストレスや運動不足

とくに悪い姿勢をしていないのに背中がこるという方は、ストレスや運動不足が原因の可能性もあります。

ストレスや運動不足が重なると、自律神経が乱れてしまい心身の緊張につながります。心身が緊張すると筋肉が強張ってしまうため、背中がこり、痛みが生じてしまうのです。

背中のコリには「肩甲骨ストレッチ」が効果的

自宅やオフィスでも簡単にできる対策として「肩甲骨ストレッチ」がオススメです。座ったままでもできるので、デスクワーク中や自宅のソファでゆっくりしている時にでも試してみてくださいね！

肩回しストレッチ

肩を回すだけの簡単なストレッチです。正しい姿勢を意識しながら行いましょう。

1. 背筋を伸ばし、手で肩を触るように腕を曲げる
2. ひじが肩より上になるように上げ、ゆっくりとひじを後ろに回す
3. 肩甲骨を寄せたまま脱力する
4. 5回繰り返す

上体揺らし

体を左右にゆっくりと動かすストレッチです。左右に倒す時は、体の側面の伸びを意識しましょう。

1. 頭の上で手を組む
2. 息を吐きながらゆっくりと体を右に倒す
3. 同様に体を左に倒す
4. 5回繰り返す

デスクワーカーの健康維持には漢方の活用もオススメ

ストレッチと一緒に漢方薬を活用することもオススメです。背中のコリの原因としては、血行不良やストレス、冷え、過労などが考えられます。

背中のコリの改善には、「血流をよくして背中の筋肉をゆるめる」「自律神経のバランスを整え、ストレスが原因の背中のコリを軽減する」「体を温めて筋肉をゆるめる」「背中の筋肉に栄養や酸素を届けて疲労を軽減する」といった働きをもつ漢方薬を選びます。

漢方薬は背中のコリの根本改善を目的としますので、繰り返す背中のコリに悩まれている方にはとくにオススメです。

漢方薬は自然の生薬から作られており、一般的に副作用が少ないとされています。また、医療分野でも使用されているため安心して服用することができるでしょう。

コリにオススメの漢方薬

芍薬甘草湯（しゃくやくかんぞうとう）

足つりによく用いられる、コリの症状がある時に服用するのがオススメの漢方薬です。
血（けつ）の巡りを改善することで筋肉の緊張を和らげます。

葛根湯（かっこんとう）

汗が出ておらず、コリの症状を改善したい方にオススメの漢方薬です。感冒の初期症状でよく用いられます。
体の表面の冷えを温め、血の巡りを良くしてコリの症状を改善します。

漢方薬を使用する際に大切なことは、体にあったものを選択することです。自分の体にあっていない漢方薬を服用してしまうと、効果が薄い場合や副作用が生じる場合があります。必ず漢方に詳しい方に相談して漢方薬を選択するようにしましょう。

「漢方薬が気になるけれど、忙しくて相談する暇がない」
そんな方にはオンラインで相談し、自宅まで漢方薬を郵送してくれる「あんしん漢方」がオススメです。

「あんしん漢方」は薬剤師などの医療チームがAIを使ってサービスを配信しているため、安心して漢方薬を服用することができます。

あんしん漢方

コリをほぐして快適な毎日を！

デスクワークとなるとどうしても長時間座ることは避けられませんよね。背中のコリの原因を完全になくすことは難しいので、酷くならないように対策することが大切です。

今回ご紹介したことをぜひ試してみて、コリのない快適なライフを送りましょう！

＜監修者＞

あんしん漢方（オンラインAI漢方）薬剤師　竹田由子
元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。
患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。
現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。
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