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「骨活」は美容と老化予防におすすめ!女性に多い骨粗しょう症の対策法

「年齢を重ねて骨粗しょう症の心配が出てきた」
「姿勢をキレイに直したい! 」
このような悩みを抱えていませんか。

年齢を問わず、骨に関する悩みは多くあります。

そこで今回は、美しい姿勢と骨粗しょう症の予防のための「骨活」について、薬剤師の竹田由子さんにお話を聞いてきました!

骨粗しょう症を防ぐ「骨活」とは?

みなさんは骨活をご存じですか? 骨活とは、骨の健康を保つ方法のことで、これは姿勢の改善や「骨粗しょう症」の予防につながります。

骨粗しょう症は高齢の女性が発症すると思われがちですが、じつは性別は関係なく、40代から50代で発症する方もいるのです。

骨粗しょう症の症状には「背中や腰のゆがみ」「骨折しやすくなる」などがあります。

骨粗しょう症の原因

骨粗しょう症の主な原因は骨密度の低下によるもので、骨密度とは単位面積当たりの骨量のことを指します。

骨密度は20歳前後でピークに達し、20代から40代半ばまでは一定ですが、50代前後になると急速に低下してしまいます。

骨密度の低下には、運動不足、偏った食生活、過度のダイエット、喫煙、飲酒、日光に当たらないなどの生活習慣の他に、加齢により腸がカルシウムを吸収しにくくなってしまうことが挙げられます。

骨活の第一歩は食事! 必要な栄養素とは

骨を丈夫にするために一番大切なことは、骨を作るための栄養素をバランスよくしっかりと摂ることです。

体の中では、古い骨が壊され、新しい骨が作られるという新陳代謝が行われています。食生活がおろそかになってしまうと、新しい骨は作られないのに古い骨が壊されてしまうため、骨がスカスカになってしまうのです。

カルシウム

カルシウムは骨の主成分なのでしっかり摂るようにしましょう。現代では、老若男女問わずカルシウムが不足しているという調査結果が出ており、カルシウムは意識して摂取しなければ不足しがちな栄養素です。

骨粗しょう症の予防のために必要なカルシウム量は、1日当たり700~800mgだといわれています。

カルシウムを多く含む食品には、魚介類(イワシ丸干し・シシャモ・干しエビ・シラス)、大豆製品(木綿豆腐・凍り豆腐・納豆)、乳製品(ヨーグルト・牛乳・チーズ)などがあります。

ビタミンD

ビタミンDは腸でのカルシウムの吸収を促進し、骨を丈夫にする働きがあります。カルシウムは吸収されにくい栄養素であるため、ビタミンDと合わせて摂取することが大切です。

ビタミンDは日光を浴びることで生成されますが、歳を重ねるごとに屋内での生活が増えたり、ビタミンDを生成する機能が衰えたりしてしまいます。

1日に必要なビタミンDの摂取量は5.5μgといわれており、ビタミンDを多く含む食品には、魚類(カレイ・シラス・サンマ・サケ)、キノコ類(干しシイタケ・キクラゲ)などがあります。

ビタミンK

ビタミンKは、骨のカルシウムが尿中に排泄されるのを抑えて、骨の破壊を防いでくれる働きがあります。

ビタミンKが不足してしまうと、骨密度が高くても骨折しやすくなってしまうため、ビタミンKも積極的に摂取するようにしましょう。

ビタミンKの1日の摂取量の目安は150μgといわれており、ビタミンKを多く含む食品には、野菜類(小松菜・ブロッコリー・ほうれん草・キャベツ・ニラ)や、納豆、干しわかめ、鶏モモ肉などがあります。

日光浴や適度な運動も骨活の一環

外に出て日光浴したり体を動かしたりすることも、骨の健康のために大切です。

人間の体は日光(紫外線)に当たることで、皮膚でビタミンDを合成することができます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するため、骨の健康に欠かせない栄養素です。適度に外出することを心掛けましょう。

また、骨にある程度の負荷をかけることで骨が強くなるため、適度な運動も大切です。いきなり激しい運動をしてしまうとケガのもとになってしまうため、軽いウォーキングから始めるようにしましょう。

骨粗しょう症予防には漢方も取り入れて

骨粗しょう症の予防には、漢方薬を服用することもオススメです。

骨粗しょう症に対しては、「肝臓や腎臓の機能を回復し、ビタミンDを活性化させることでカルシウムの吸収を促進する」「ホルモンを分泌し、カルシウムの吸収をよくする」といった働きのある漢方薬が選ばれます。

漢方薬は、自然の生薬から作られており副作用が比較的少ないといわれています。また、医療分野でも使用されているため、安全性も高いのです。

漢方薬は服用するだけで、運動や食事制限をする必要がないため、手軽に始めやすいことも特徴です。

骨粗しょう症にオススメの漢方薬

八味地黄丸(はちみじおうがん)

加齢に伴う夜間頻尿や、乾燥肌のかゆみなどの症状があり、下腹部がふにゃふにゃとして腰から下に冷えを伴う方に向いた漢方薬です。「腎」を補い、体全体の機能を改善する作用があります。

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

疲労倦怠感や食欲不振、冷え性、貧血などの症状がある方に向いた漢方薬です。体力と気力を補い、元気を取り戻すのを助ける作用があります。

漢方薬を服用する際に大切なことは、自分の体にあった漢方薬を選択することです。間違った組み合わせの漢方薬や体にあっていない漢方薬を服用してしまうと、効果が薄かったり、副作用が生じたりしてしまう可能性が高まります。

必ず医師や薬剤師などの漢方薬に詳しい方に相談して、漢方薬を選ぶようにしましょう。

「なかなか相談しに行く時間がない」という方は、オンラインで相談でき、漢方薬を配送してくれる「あんしん漢方」がオススメです。あんしん漢方では、薬剤師などの医療チームがAIを利用して体にあった漢方薬を選択してくれるため、安心して服用することができます。

あんしん漢方

健康な骨を手に入れよう!

今回は、骨活について紹介させていただきました。

骨粗しょう症は高齢者だけでなくさまざまな年代の方も発症するため、日々の予防が大切になってきます。

今回ご紹介したことをぜひ試してみて、骨折の心配のない快適なライフを過ごしましょう。

<監修者>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 竹田由子

元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。
患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。
現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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