冷えで太りがちに…?ダイエットの大敵「冷え」のタイプと対策ポイントとは?
YOLO 編集部
- 2022年11月02日
Index
3つのタイプにわかれる体の“冷え”。あなたの場合は?
寒くなってくると気になる冷えは、女性にとって大敵です。体を冷やさないように重ね着をしたり、温かい食事をしたり…。さまざまな工夫をしている人も多いはず。寒い時期だけ…と我慢しがちな冷えですが、放っておくととんでもないことに!
体が冷え「低体温」の状態が続くと、代謝がガクッと落ちてしまいます。ご存知の通り、代謝が落ちると太りやすくなります。同じエクササイズを行っても、痩せにくいなんて残念すぎますよね。それだけなく、体に慢性的な体調不良を患ってしまうことも…。これには3つタイプがあります。
冷えやすい3つのタイプ
- 筋肉量の不足による血流不足
- 内臓疲労からくる冷え
- 心のダメージからくる冷え
①運動不足は百害あって一利なし
筋肉量の不足による血流不足
本来、体を動かすための筋肉の代謝によって熱を生みだします。それにより血流がよくなって、手指の末端まで血が巡ります。しかし、女性や高齢者は筋肉量が少ないため、血液が届かず、冷えてしまうのです。
②隠れ肥満も原因の一つ
内臓疲労からくる冷え
脂肪が多いタイプに多いのが、内臓脂肪からくる冷え。脂肪には血管が通っていないため、増えれば増えるほど冷たい脂肪の塊が体を冷やすことに…。女性は脂肪が多いため、冷えやすいと言えます。燃焼されないままの脂肪が体を冷やし続けることで、内臓の代謝を悪くさせ、太りやすい原因にも。
③ストレスも冷えの原因に…
心のダメージからくる冷え
日常のストレスからくる冷えが増えています。緊張状態が続くと、体が本能的に熱を逃がさないように血管を収縮。血流量が減って、「低体温」になりやすくなります。自覚のないまま体が冷えていることも少なくありません。
トレーニングをしていて筋肉もあるのになぜか冷える人もいるはず。そんな人は、内臓脂肪を疑って。外から見て細く見えても、内臓脂肪が多いため冷えている人もいるのです。また、いくら鍛えていても深層筋が硬いままなど、血が巡らず冷えを招くことも。3つのタイプを参考に、自分の冷えの原因を突き止めて対策を!
冷え対策向け運動ポイント
体を温める方法はいろいろありますが、運動する時のポイントは?トレーニングの際に知っておきたいし、冷え対策の2つのポイントをご紹介。
①運動は上半身から!
上半身の有酸素運動の動きを最初にすることで、体幹が温まり下半身の抹消まで温めやすくなります。肩甲骨まわりを重点的に。
②呼吸を意識
体が温まってきたら、呼吸に意識を向けてみて。深い呼吸を繰り返すことで自律神経が整い、血流が促されます。また、空気を取り込むように体を動かすことで、肺や腹部など内臓を動かすことにもつながります。
- Brand :
- YOLO
- Credit :
-
ライター:吉村六花
出典:『Yogini vol.61』/「温かい体の作り方」
監修:石垣英俊(鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師)
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。