生で食べるよりヘルシーで高栄養!トレーニングやダイエットにオススメの食品とは?
YOLO 編集部
- 2022年11月10日
生で食べるより栄養アップ?!缶詰の意外な実力
ここ最近の缶詰っておいしくなっていること、知ってますか?しかも、栄養面からみてもメリットがあるとは意外な事実!しかも生の状態より栄養価がアップする場合もあるなんて、驚きですよね!
例えばトマト缶の「リコピン」は生と比べて約2倍、サバ缶のDHAは約2.7倍と生よりも栄養素が凝縮していることが多いんです!
下記は生魚と缶詰、それぞれ100gに含まれるDHA量の比較。缶詰の方が栄養価が高いことは一目瞭然!
真いわし:生魚870mg→缶詰2080mg
サバ:生魚970mg→缶詰2636mg
サンマ:生魚1600mg→缶詰1927mg
鮭:生魚690mg→缶詰872mg
※『日本人の食事摂取基準(2015年版)』より。2015年10月末監修者調べ。
どうして生よりも缶詰の方が栄養価が高くなるのでしょうか?それは缶詰加工の工程に秘密があるようです。加工に必要な食品は旬の時期に収穫され、とれたてを真空調理しています。つまり栄養価がもっとも高い旬の素材を即、缶詰に封じ込めるため、スーパーなどで出回っている生の食品より栄養価が高いというわけなんです。
鉄分は8倍!あさりを食べるなら缶詰!
生のあさりに含まれる鉄分は100gあたり3.8mg程度。でも水煮缶にすると約8倍(※廃棄率を含む)近く鉄分を摂取することができます。鉄分が多い食品の代表格・豚レバーと比べても約3倍!
しかも吸収率のいい「ヘム鉄」で、赤血球の生成を助けるビタミンB12も豊富なので、貧血予防にはもってこいの食材です。
さらにこの鉄分の吸収を助けるのがビタミンC。オススメなのが玉レタスの約4倍のビタミンCを含むリーフレタス。ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすいため、スープなどにして栄養をしっかり吸収したいですね。缶詰の汁はビタミン12が溶け込んでいるので、捨てずに使いましょう。
忙しくなると、つい加工食品に手が行きがちですが、栄養素もしっかりとれるものならぜひ上手に取り入れて。缶詰のなかでも水煮缶が好みの味に調理できるのでオススメです。新鮮な生の食材と組み合わせて栄養たっぷりの食事を!
- Brand :
- YOLO
- Credit :
-
出典:『栄養を捨てない食べ方』
監修:管理栄養士・麻生れいみ
ライター:夏井美波
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。