疲れが取れない、風邪をひきやすいのは呼吸のせい?「口呼吸」のデメリットとは?
YOLO 編集部
- 2022年12月06日
初代「ミス・ヨガ」である沖知子さんのモットーは「健康第一、一生笑顔」。ヨガスタジオだけでなくオフィスにもヨガを広げている沖さんに、きれいで健やかになれるヨガ・呼吸について聞いています。今回は「呼吸は口ではなく、鼻でするのが基本」というお話です。
口は呼吸するところじゃない!
企業でヨガを教えている知子さんは、よくこんな質問を受けています。
「口呼吸と鼻呼吸、どっちがいいんですか?」
ご存じのように、呼吸は基本的に鼻でするもの。知子さんがそのように答えると、さらに次のような反応が返ってきます。
「口じゃいけないんですか?」
知子さんは「口呼吸はデメリットしかない」と力説します。
「本当は、口は呼吸するところじゃないんです。口って、すごく吸収するじゃないですか。口に入ると直接粘膜に接することになるので、すごく菌が入りやすい」
口で呼吸していると、吸い込んだ菌がダイレクトにノドに達するので、風邪もひきやすくなります。粘膜からいいものも悪いものも吸収してしまう口に対し、鼻はしっかり悪いものをキャッチして濾過してくれます。免疫の点から考えても、呼吸は鼻でするべきなのです。
口呼吸で前頭葉に疲労が蓄積
口呼吸は鼻呼吸よりも前頭葉に負担をかける、という研究結果も報告されています。口呼吸をしていると前頭葉は休むことができないため、慢性的な疲労状態に陥るというのです。そのため、注意力が落ち、仕事や勉強の能率が上がらなくなります。
「鼻で呼吸すると、ちゃんと前頭葉の休息になるんですよね。だから、鼻が詰まっている人は仕方がないにしても、口呼吸の人は本当に鼻呼吸にチェンジしてほしいです」
呼吸は、口ではなく鼻でするもの。知子さんが伝えたい、大切な真実です。
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ライター:沢田聡子
監修:沖知子
参考サイト:プレスリリース/ニュースリリース配信サービス【アットプレス】
https://www.atpress.ne.jp/news/41890
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