骨盤内の血流を促進する効果も!無理せず開脚ポーズをするコツとは?
YOLO 編集部
- 2022年12月20日
骨盤内の血流を促進、安定感を得られる開脚
しなやかな体の持ち主にしかできない開脚ポーズ、憧れますね。開脚ストレッチには、内転筋、臀筋群といった大きな筋肉を動かすことで、骨盤内の血流を促進する効果もあります。腰痛や冷え性も改善できますし、婦人科系の内臓にもいい影響を及ぼします。下腹部に関連するポーズでもある開脚は、情緒にも深いかかわりがあります。心と体が伴って安定した開脚ポーズを取れると、創造性を発揮します。
自分に合った手順で開脚を
一般的な横開脚の手順はこんな感じ。
- 脚を開いて座ります。脚は、腰が丸まらず、つま先とヒザが真上を向くところまで。
- 太モモの裏側を床に着け、足首を90度にしてカカトを押し出します。
- 背骨を丸めたり反らしたりしながら、脚を開いていても楽な状態に調整します。
- 骨盤から体を折り曲げ、胸を両脚の間に入れるように体を倒していきます。呼吸が止まらない6割の力加減でキープ。呼吸が苦しくなったら、ため息をついてください。
ただ、一般的な開脚の手順は、かなり慣れた人のためのもの。股関節に痛みや詰まりがある人には向きません。股関節に詰まりや痛みがある状態のまま練習を続けるのは、ポーズが苦手になってしまったり、ケガにつながるためお勧めできません。
大事なのは、広く脚を開こうとすることではなく、痛くない開脚ポーズの入り方を探ること。修行のように痛みに耐えるのではなく、違和感のある場所を把握して、骨格バランスを整えることから始めましょう。
柔らかさを競うためではなく、自分の体と心の安定のために行いたい開脚ポーズ。無理せず、自分に一番いい方法を探っていきましょう。
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ライター:沢田聡子
出典:『YOLO』Vol.3「横開脚への道」/監修:大江清一朗、
『Yogini』Vol.58「開脚のポーズ そんなに股関節開きません!」/監修:長谷川智先生
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