肌がつやつや、姿勢がスッと伸びて、心も穏やかに!呼吸がもたらす4つの効果とは?
YOLO 編集部
- 2022年12月23日
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ヨガの呼吸は心の窓
ヨガが大好き、続けているという女子は多いですが、それはやっぱり気持ちがよくなるからではないでしょうか?
そのヨガにとって重要なのは呼吸。ヨガでは呼吸を無意識に行うのではなく、意識的に吸ったり吐いたりすることから始まります。
呼吸は心とも密接に関係していて、気持ちが不安定な時は速く浅めになり、反対に精神的に安定している時は穏やかで深くなります。そして、それぞれその逆もまた言えます。
実は呼吸と関係する肺は唯一、自分自身で動きを制御できる臓器。つまり、意識的に呼吸の速さや深さを変えることができ、それによって心の状態を変えていくことが可能になります。
意識的に呼吸を行うといい四つの理由
ところで、意識的に行う呼吸は、さまざまな恩恵をもたらしてくれます。
呼吸がもたらす四つのいいこと
姿勢がスッと伸びる
意識的に長く吐いて吐き切る呼吸は、脳内のセロトニン神経の働きを促すことが知られています。セロトニン神経にはさまざまな役割がありますが、その一つが抗重力筋への刺激。抗重力筋とは文字通り、重力に対抗する筋肉。この筋肉が衰えると、背筋が丸くなったり、しわやたるみの原因になります。意識的な呼吸をしてセロトニンが順調に分泌しているなら、これらの筋肉が常に刺激され、姿勢のよさやハリのある肌を保っていられます。
肌がツヤツヤに
透明度の高いツヤツヤの肌は女性の目標!ヨガはそれを実現できるメソッドでもあります。その理由は血流。ヨガのポーズを練習していくと、全身の筋肉がほぐれていきます。表皮の下には毛細血管やリンパ管などが密集していますが、筋肉がほぐれると、縮んでいた血管が開きます。すると、末端まで届く血液によって酸素が運ばれて新陳代謝が促され、リンパ液の作用で体内にたまっていた毒素の排出を促進。美肌を作り出してくれます。
気持ちが前向きになる
細く長く吐くヨガの呼吸を行うと、脳内のセロトニン神経が活性化。セロトニン神経を介して大脳が刺激を受け、α2波という脳波が表れます。これはいわゆるリラックスのα波とは違い、スッキリと爽やかで元気な時の脳波。この脳波が表れた時の心理テストでは、強い緊張感やウツ、混乱、疲労感などネガティブな感情が改善、元気度が上がるという結果が出ています。つまりヨガの呼吸は元気のもとなのです。
体が温まる
体が冷える原因は、体内の血液や水分のバランスが悪くなっていること。体内で熱エネルギーを発生させるには酸素が必要なので、血流が滞り酸素が届かない場所はなかなか温まりません。また、必要以上に水分量が増えれば、それだけで体温を低下させます。ポーズを練習して体を動かせば、それによって熱エネルギーが発生。筋肉がほぐれ、血管が開くために、滞っていた血流が回復し体が内側から温まってきます。
呼吸は女子にとって、いろいろなありがたい作用があるんです。寒いこの季節、ヨガに取り組んで、恩恵を得て下さいね。
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ライター:幸雅子
出典:『はじめてのヨガ』/「きちんと呼吸するということ」
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