呼吸が整うと心も変わる。TOMOEさんの奄美大島リトリートツアーレポート
YOLO 編集部
- 2022年12月26日
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奄美大島で、ヨガと自分と向き合うリトリートツアー
「心が満ちていく3日間」。
TOMOEさんのリトリートツアーを終えて一番はじめに思ったのは、この言葉でした。参加者の皆さんの充実した表情(上の写真)にも、それはよく表れています。奄美大島の大自然の中でヨガをして、海で遊び、食事を楽しみ、ホテルステイも満喫して…。非日常感満載の3日間を過ごして、「楽しかった!」という充実感、満足感は期待以上だったはず。
でもそれ以上に、皆さんの心の中には確たる幸福感があったのではないでしょうか。それほど、TOMOEさんのリトリートツアーには気づきや学びがあり、受け取った人の心にポジティブな波紋を起こすような情熱を感じるものでした。
自然の1ピースとなって過ごせるホテルステイも格別
TOMOEさんのリトリートツアーは2022年11月末、2泊3日の日程で奄美大島のウェルネスリゾートホテル『THE SCENE』にて行われました。
島の最南端に位置するTHE SCENEは、奄美の豊かな自然を贅沢なほど味わい尽くせる唯一無二のホテル。ゲストルームは全室オーシャンビューで、その眺めはまさに絶景です。海側が全面ガラス張りになっており、室内のどこにいても(バスルームからも!)刻々と姿を変える美しい奄美の自然がのぞめ、非日常感たっぷりのステイを楽しむことができます。
さらに、客室ではもちろん、食事をしていても、ガーデンで散歩をしたり、デッキでのんびり過ごしていても、ふと目に入ってくるのは海や森、南国らしい木々や花、そしてどこまでも続く青い空…。周りに人工物がいっさいないTHE SCENEでの滞在は、そんな大自然が織りなす様々な営み、匂いや音に、自分がどれほど癒され、安らぎを感じるかに気づかされるはずです。
自然に包まれて過ごすことの心地よさ、不思議な安心感は、THE SCENEでしか出会えない体験になるでしょう。ここへ来たら、まずは頭を空っぽにして、深呼吸。そんな風に心と体を解放して奄美の自然を全身で味わうことが、THE SCENEを楽しむもっとも良い方法かもしれません。
この貴重なロケーションから得られる体験をTHE SCENEでは「ネイチャークレンズ」と呼び、様々なアクティビティ、リラクゼーションメニューを通して、〈自然と繋がり、心身を癒す〉時間を提供しています。TOMOEさんのリトリートツアーも、こうしたプログラムの一つ。3日間で行われたTOMOEさんのツアーはどんな内容だったのでしょうか。
〈呼吸でむねをひらく HEART OPENER RETREATツアー〉
■DAY1
17:30 WELCOMEオリエンテーション
18:00 イタリアンディナー
21:00 星空陰ヨガ
■DAY2
6:45 ジャラネティ・呼吸法・瞑想・
8:00 サンライズヨガ
9:00 朝食
10:00〜 フリータイム
16:00 ヨガ座学
17:00 サンセットヨガ
20:00 和食ディナー
■DAY3
6:45 ジャラネティ・呼吸法・瞑想
8:00 サンライズヨガ
8:30 朝食
9:30〜 各自チェックアウト
テーマは「呼吸」。
ツアーで経験したことを持ち帰ってほしい
「リトリートに参加してリフレッシュできたとか、気持ちよかった、楽しかっただけでなく、日常に持って帰れる『何か』を渡したいなと思って今回のプログラムを考えました」とTOMOEさんは言います。
持って帰れる何かとは、呼吸法や瞑想を含む幅広いヨガの魅力。リトリートツアーでは、サンライズヨガなら朝陽が昇る海岸で、夕暮れ時はまた違った場所でと、ロケーションを変えることもありますが、TOMOEさんのヨガは、3日間すべて同じ場所で開催されます。
その目的は、「同じ時間、同じ場所でヨガをすることで、自分を定点観測することができる。そういう感覚を知ってもらいたいし、同じことを繰り返すと見えてくる違いがあることも伝えたかった」とTOMOEさん。
さらに、朝のルーティーンとして、【しゃべらない・目線も合わせない】状態で行うのも大きなポイントです。
朝のルーティーンは、ジャラネティ(鼻うがい)から始まり、ナディショーダナという呼吸法(片鼻を交互に抑えて行う呼吸法)でエネルギーのバランスを整え、瞑想をします。全員で同じことをしながらも、朝会っても挨拶もせず、目線も合わせずに黙々とルーティーンをこなすなんて、ある意味新鮮な体験です。こうすることで、誰かと話したり、気持ちを共有することで知らないうちにかけてしまうフィルターをなるべく排除し、自分自身の心の動きにより集中できるのだそう。
「自分が無言なまま色々なことを考えていることに気づいた」「何も考えない状態になれてよかった」など、体験した皆さんの感想は様々。そんな風に、TOMOEさんのプログラムには体験した人だけが得られる感覚、気づきがあり、一日目、二日目と時間が経つほどに参加者の皆さんの表情や態度も、どんどん変化していくのが印象的でした。
こうしたルーティーンは毎朝のヨガのポーズのクラスとセットで行い、二日目の夕方には座学で「ヨガ哲学」に触れる学びの時間があったりと、各セッションにはTOMOEさんが伝えたいヨガのエッセンスがぎっしり。
でも、それは決して難しいものではなく、呼吸法や瞑想のテクニック、そして生活に応用できる考え方、思考法など、まさに「持って帰って」普段にも活かせるものばかりです。
プライベート感のあるアクティビティツアーで奄美の大自然も満喫!
また、2日目のフリータイムには、みんなでボートシュノーケリングツアーに参加し、奄美の海も満喫! 2021年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島は、海中世界の美しさも日本随一。ホテルの桟橋からものの数分で、うっとりするほどの珊瑚礁の群生地や、そこに舞う色とりどりの魚たちと出会えるのもこの島ならではの魅力です。
TOMOEさんからのバトンを受け取って“ヨガの旅”を始めよう
晴天にも恵まれた3日間のリトリートツアーが終わる頃には、朝のルーティーンに臨む皆さんの表情はきりりと引き締まり、静かな意思や自信に満ちたエネルギーがこちらにも伝わってきます。この静寂と温かな空気感が、きっとこのツアーの答えなのでしょう。TOMOEさんが「渡したかったもの」が確実に伝わっていることを実感するような、幸せなひと時でした。
「セッションを通じて、穏やかな気持ちになりました。いますごくスッキリしてます」
「持って帰れるものがたくさんあるから嬉しい(笑)。呼吸法はルーティーンにしてやってみたい」
「瞑想は自分を見つめる大切な時間だと感じました。これからもそういう時間を大事にしていきたい」
参加した皆さん全員が、嬉しそうに自分の言葉でツアーの感想を語ってくれました。日常に戻っても、「持ち帰った」ものはいつでも皆さんの糧となり、人生を歩むヒントや道標となってくれるでしょう。
呼吸、瞑想、アーサナ、哲学。そうしたヨガのさまざまな側面に触れ、ツアーが終わると目の前に新しい景色が広がっているTOMOEさんのリトリートツアー。そんな「心が満ちていく3日間」を、ぜひ一度体験してみてください。
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