骨盤内が冷えていると卵巣が衰える!?卵巣を元気にする生活とは?
YOLO 編集部
- 2023年01月27日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、卵巣が元気になれば生理も順調になる、というお話です。
早寝早起きで排卵を促そう
「生理不順の対策は、やはり睡眠」と真理先生。
「排卵も、睡眠が足りないとうまくできません。一定の決まった時間に寝ないと、生理不順を治すのは難しいと思います。最低でも22時までに寝ないと、生理不順は治りにくいですね」
22時就寝というのは高いハードルに思えますが、その感覚こそが問題であるようです。
「こんなに夜遅くまで起きているのは、現代になってから。だって、電気がなければ寝るしかないですからね。だから、みんな自律神経がおかしくなっちゃうんです」
「お日様が沈んだら灯りを暗くして、副交感神経を優位にしなくてはいけないのに、明るくしてブルーライトを浴びていると、脳はまだ日中だと勘違いします。結果、体温や自律神経・排卵が乱れて、睡眠障害も出てしまうんです」
運動しすぎや冷えも、卵巣が衰える原因に
若い女性の生理不順の原因として代表的なのはダイエット。また、激しすぎる運動も挙げられます。
「筋肉が“ミトコンドリア”を全部使っちゃいますからね」と真理先生。
*排卵時に必要なミトコンドリアについては、この記事をどうぞ。
「骨盤内がうっ血している方や冷えが強い方は、卵巣の機能が早くから衰えてしまうので、閉経が早まったり、無排卵になったり、生理不順になったりする可能性が非常に高いです。卵巣の機能が衰えると、エストロゲンがうまく分泌されなくなりますから、月経不順になりやすくなるのです」
“女性を創るホルモン”といわれるエストロゲンは、美容面でも重要な役割を果たします。卵巣を元気にする生活を心がけたいですね。
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ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー
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