つい嘘を言って取り繕ってしまう……。この嫌なクセを直したい
YOLO 編集部
- 2023年02月17日
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嘘をつかないといけないツライ状態?
自分に都合のいいように話を持っていこうとするのは、「人によく思われたい」からです。それ自体は人間として普通の欲求であるようにも思います。もちろん、嘘はよくないですが。
都合のいい嘘をつくということは、嘘をつかない状態だと都合の悪い現実が多いということなのでしょうか…。だとしたらツライですね。
この世界は、起こっていることがすべてです。よく思われたくて嘘をついても、嘘が本当になることはあまりないので、一つの嘘を守るためにもっとたくさんの嘘をつかないといけなくなるし、それらがバレた時にはみじめなことになります。それよりは「都合の悪い現実」を受け入れる強さを意識してみるほうがいいように思います。
得たい日常を得る努力に時間を使いたい
責められた時にそれを回避するため…。常日ごろから自分に都合のいいように周りに思ってもらうため…。嘘を言う場面や理由にはいろいろあると思いますが、多くの場合に共通しているのは、目の前にある現実を快く思っていないということです。
もっとこうだったらいいのに…と思う気持ちは誰にでもあります。それはいいんです。それを嘘で塗りかためて手に入れたような感じになるのが、よろしくないのではないでしょうか。そもそも責められるようなことをしない、日々少しずつでも努力をして得たい日常を手に入れていく、そういうほうにエネルギーを使うほうがいいかと思います。
嘘が出そうになったら深呼吸
もし嘘が口をついて出そうになったら、一度深呼吸をしてみて下さい。落ち着きます。落ち着いたら、本音・本心・本当のことを言って下さい。あるいはそれを言うことで自分にとって都合が悪くなるのであれば、その時は何も言わずにおいて下さい。言わないという選択をするのです。言わないことは、嘘をつくこととは別。都合の悪い現実を受け入れることは忍耐や恥ずかしさを乗り越える力など、いろいろなものが必要になりますが、こうしたことを日々積み重ねることで培うことができると思います。
もっとこうだったらいいのに…と思う時は
人間はよくないものねだりをします。どんなに満たされているように見える人でも、ないものねだりをする人はいます。人間というのはそういうものなのだと思います。ないものねだりは、今目の前にある現実に文句を言って「もっとこうだったらいいのに」と考えることです。「もっとこうだったらいいのに」が高じると、自分に都合のいい嘘が口をついて出ることになるのかもしれませんが、それをやっても現実は何も変わりません。今あるものに目を向けて感謝することで、嘘が必要なくなるかもしれません。
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ライター:二宮誠 from 6483works
話を聞いた人:柳田正芳
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