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起床と就寝の時間を見直し!正常な生理に戻すために“日内リズム”を整えよう

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、日内リズムを整えると生理が正常になる、というお話。

貧血で経血が減る

生理の時、経血が少なすぎる場合は、生理の状態がよくないと考えます。

「経血が少ない場合は、無排卵月経を疑われます。ホルモンの分泌が非常に低値で、妊娠しにくい状態です。原因はダイエットや低体重、タンパク質不足など、それから貧血ですね」

貧血は、真逆の症状である過多月経(経血が多すぎる生理。目安はナプキンが1時間もたないこと)の原因にもなると真理先生は考えています。ちなみに、月経の期間は人によって違いますが、正常な範囲は3~7日程度です。

大事なのは“日内リズム”

基礎体温を測ると、低温期と高温期に分かれた“二相”になっているのが正常な状態。ただ、二相になっていたとしても「高温期が短すぎる方もいるんですよ」と真理先生。

「そういう方は、“黄体機能不全”といって、排卵後、黄体機能がうまく機能していない。妊娠を維持できない、ということですよね」

正常な高温期の目安は12日ぐらいなので、それより短い場合は黄体機能不全を疑います。原因は何でしょうか?

「自律神経の不調や、ストレス、栄養不足ですね。また、寝る時間が遅かったりするのも原因になります。本来、人間の日内リズムでホルモンは動いています。目が覚めて、太陽を見てから14~16時間後には自然に眠くなるのが、日内リズム。それよりも遅く寝たり、睡眠時間がバラバラだったりすると日内リズムが狂ってしまって、排卵にも影響が出てきます」

女性ホルモンではないホルモンであるセロトニンは、日内リズムが狂うと乱れてしまいます。

「ホルモンが一つ狂うと、他も全部少しずつ狂ってきます」

できるだけ自然なリズム通りに生活するように心がけ、ホルモンバランスを整えていきたいものです。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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