自分の内側へ深く集中できる!午後の眠気を切り抜ける呼吸法
YOLO 編集部
- 2023年04月04日
やる気UP、気持ちを切り替えるための呼吸法
「今、やるべきことが明確ならば、そこへ向けて意識を集中します!」と言われても、頭の中がどうしても別のことを考え始めてしまい、意識が散漫に…。そんな場合には呼吸法を利用しましょう。
この呼吸法は、スポーツ選手やアーチスト、大事な会議でのプレゼンなどで、「ここぞ!」という時にハイパフォーマンスを出すのに有効。適度に自分を高め、周りのギャラリーの声をシャットダウンし、自分の内側へ深く集中することができます。
さらに、自律神経の交感神経を活性化させるので、ダルい、やる気が出ないなどと何かと億劫な時にも、シャキッ!と頭の中のスイッチをONに切り替えてくれて、体が目覚めます。
忍耐力を高め、神経を鎮めます。血圧異常がある人はクンバカを取り除いて行う効果的です。
ウッジャイー呼吸法
サンスクリット語「ウド」=卓越していること、息を吐く、広がり。「ジャヤ」=征服、勝利、成功を意味します。
勝者は誇らし気に大きく胸を張り、広げます。この呼吸法は、その姿勢によく似ているので、この名前がつきました。
- 楽に座る。背中はまっすぐにし、アゴを鎖骨の中心、胸骨につける(ジャーランダラバンダ)。
- 両腕をまっすぐに伸ばし、手のひらを上向きにヒザへ置く。親指と人さし指で輪を作る。他の3本の指は伸ばす。
- 両目を閉じて、自分の内側を見つめる。
- 息を完全に吐き切る。
- 両鼻孔でゆっくり一定の速度で呼吸を繰り返す。
- 息を吸う時に、ノドアゴの奥で息の通過を感じ、音を内側で聞く。歯を噛み締めない。
- 胸式呼吸、お腹は膨らませず、胸を大きく肺いっぱいに吸う。
- 恥骨、胸骨、腹部全体を背骨のほうへ引き上げる。
- 1、2秒呼吸を止める(アムタラ・クンバカ)。可能ならムーラバンダへ。
- ゆっくりと一定の速度で息を吐く。お腹は凹ませたまま。上アゴの奥で息を感じ、ハーという音が内側で響く。
- 息を吐き切ったら、横隔膜の緊張をリラックスする。
- 次の息を吸う前に、1秒待つ(バーヒャ・クンバカ)。
- 5〜12を繰り返す。約5〜10分ほど。
- 仰向けで休む、シャヴァーサナ。
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ライター:安藤けいこ
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