体の痛みや症状は心の状態と関係している? よくある症状と心の関係
YOLO 編集部
- 2023年06月05日
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体の痛みや症状は「心」からのサイン
心(感情)をつかさっているのは脳。心の動きは自律神経に作用します。自律神経とはホルモンの分泌、免疫の調整、代謝などとかかわりが深い機能です。
同じ症状や病気を患う人の性格、気性がなんとなく似ている…と思ったことはありませんか?それはあながち間違いではありません。どこにどんな痛みを抱えるかは、その人次第。ある出来事をどのように受け止めるかで、病気になるかどうかが変わります。当たり前に感じている「いつもの痛み」の意味を考えてみると、意外な自分の心に気づくことができるかもしれません。
よくある症状と心の関係
空セキや深いセキ
悲しみでエネルギーが不足している状態。自分の努力や能力に対する感謝や評価を求めています。自分がエライと勘違いしてしまいがちで、グチも増えます。
口角炎
あれこれ考えすぎて、エネルギーが停滞することで出る症状。いつも忙しいと感じていて、どうしたら自分がリラックスできるか考えているが、なかなか実行されず、改善されないことを自分に言い訳しています。
ツメがもろくなる
怒りによって気が滞り、気を消耗している状態。人の言動にいちいち反応してしまい、黙っていられない自分の性分に対するいら立ちと、反省を繰り返します。
鼻づまり
悲しみによって、エネルギー不足になっている状態。自分のやるべきことがわからなくなってしまっている。何とかしようと思うものの、集中力に欠け、ちょっとのことでクヨクヨします。
胃痛や胃もたれ
考えすぎて思い悩むことで、エネルギーが停滞した状態。強く心配することがあって、食事がおいしく感じられないが、食べなければいけないという思いで食事をしてしまいます。
舌の腫れやできもの
誰もわかってくれない怒りやイライラが、マックスに達したことで現れる症状。イライラが落ち着いた後、しばらくして気が緩み、怒りが“火”となって、腫れやできものとなって舌に現れます。
他にも「左肩の痛み」は悩みやマイナス思考の現れだったり、風邪は悲しみの現れだったり。体と心は同じものだから、痛みが現れた時は見逃さないで、自分の心とも向き合うようにしたいですね。
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ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.34/「はじめてのヨガ Yoginiへの扉」
監修:石垣英俊
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