ランニングは顔痩せにも効く？水分代謝UPで痩せやすくなる走り方

「二重あごが気になる」「ダイエットをしているのに顔だけが痩せない」そんな方もいるのではないでしょうか。顔は人の第一印象を決める要素として大事な部位です。顔痩せにだけにフォーカスを当てると小顔マッサージなどを思いつく方も多いかもしれませんが、じつはランニングもオススメです。今回は、ヨガインストラクターの高橋かなこさんに、ランニングのコツを聞いてきました！

顔周りが太って見える原因は「水分代謝」

顔周りが太って見える原因の一つに、水分代謝の乱れがあります。水分代謝とは、体内の水分のバランスを調整するプロセスのことです。水分代謝が乱れると体内のリンパ液や血液の循環が滞り、余分な水分が顔の組織に停滞します。また、リンパ節や血管の働きが低下することで、水分の排出が十分に行われなくなり、顔がむくんで顔周りが太って見えるのです。（※1）

水分代謝の促進にオススメなのはランニング

水分代謝を改善するためには、適切な水分摂取やバランスのとれた食事はもちろん、ランニングなどの有酸素運動がオススメです。ランニングは心臓のポンプ作用を高めるため、血液循環がよくなります。また、血液の流れがスムーズになることで、体内の余分な水分や老廃物が排出されやすくなり、むくみの解消が期待できるでしょう。発汗によって体内の余分な水分や塩分が排出されることも、むくみ解消には大事なポイントです。

効果的なランニングのコツ

ここまで、ランニングが顔痩せに効果的なことを説明しました。次は、ランニングをとり入れた効率的な顔痩せのコツをご紹介します。

朝一番で走る

起床してすぐは体内の血糖値が低くエネルギーが少ない状態になっているため、糖質よりも脂質を消費しやすい状態にあり、効率的な脂肪燃焼が期待できます。また、ランニングをすることで血行が促進されるため、水分代謝もよくなるといわれています。とくに、就寝中は重力で顔周りに水分がたまりやすいため、リセットの意味もこめて朝に走ってみましょう。

週3回・1回20分を目安にする

ランニングは継続が大切です。急に走りすぎると体を壊してしまう恐れがあるので、まずは週3回から始めてみましょう。また、有酸素運動の脂肪燃焼効果は、運動を開始して約20分後から始まるといわれているため「週3回×1回20分」を目安に継続するといいでしょう。継続的にランニングを続けることによって基礎代謝が上がり、血行が改善されて余分な水分が排出されやすくなります。

適切な水分補給をする

ランニング中は、水分補給も行いましょう。過剰な水分摂取はむくみや水太りの原因になりますが、ランニング中は水分補給を怠ると、脱水症状になる可能性があります。また、水分が不足すると代謝が悪くなる可能性があるため、運動中でも忘れずに適切な水分補給を心がけましょう。

顔痩せを目指すなら漢方もオススメ

顔痩せのためには、ランニングだけでなく、漢方薬の活用もオススメです。
漢方薬は、血流や水分の循環をよくすることで、水分代謝をサポートします。

水分代謝を上げるためには、下記の働きを持つ漢方薬を選びます。

• リンパ液の流れを改善させる
• 水分の循環をよくして老廃物や塩分の排出を促す
• 体を温める
• 血流をよくして基礎代謝を上げる

漢方薬は自然の生薬でできているため、一般的には西洋薬よりも副作用が少ないといわれています。また、不調に根本からアプローチしてくれるので、むくみにくく痩せやすい体質を目指せます。

水分代謝を上げたい方にオススメの漢方薬

防已黄耆湯（ぼういおうぎとう）

色白でむくみやすく、汗をかきやすい方に向いています。体の余分な水の排泄を促し、水太りタイプの肥満やむくみを改善します。（※2）

当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）

疲れやすく、貧血症状のある人に向いている漢方薬です。「血（けつ）」を補って血行をよくして水分代謝を整えるため、むくみの他、冷えやめまいの改善にも用いられます。（※3）

初心者の方は、購入方法や副作用など不安なことも多いでしょう。そのような時は、インターネット相談窓口がある「あんしん漢方」のようなサービスを利用してみるのもオススメです。「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができ、手頃価格で自宅まで郵送してくれます。

あんしん漢方

ランニングでスッキリとしたフェイスラインを目指そう

顔周りがスッキリするだけで、印象はガラッと変わります。また、ランニングは顔痩せだけでなく、全身の脂肪燃焼や健康にも効果的です。バランスのいい食事や漢方薬の活用もうまく組み合わせて、無理のない範囲で実践してみてください。

参考サイト

（※1）「水分代謝-用語集」桂仁会クリニック

（※2）くすりのしおり「ツムラ防已黄耆湯エキス顆粒（医療用）」くすりの適正使用協議会

（※3）くすりのしおり「ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒（医療用）」くすりの適正使用協議会

＜監修者＞

ヨガインストラクター・ライター
高橋かなこ
2021年よりRYT200（全米ヨガアライアンス認定）修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。

自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

あんしん漢方（オンラインAI漢方）