歪みのない姿勢美人に!姿勢のチェックポイント&気をつけたい生活習慣
YOLO 編集部
- 2023年07月05日
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日本人は猫背になりやすい?
人間は全部で206個の骨を持ち、大小の骨が組み合わさって、重力をうまく逃がしながら一つの体を構成しています。クセや生活習慣などの微細な衝撃が続くと、そのバランスを取るために歪みが生じてしまいます。
歪むと、猫背、柳腰、反り腰、前かがみや前肩になりやすくなり、日本人では、骨格と連動して筋肉も体の前側につきやすいのが特徴です。脊柱が湾曲し、仙骨が後方転位する人や、重心が低いことからヒザ痛がある人も多く見られます。
こうしたバランスの悪さや歪みは、自分自身の姿勢をじっくり確認してみるとわかります。まずは自分の姿勢を鏡などで見てみましょう。そこに、普段の暮らしぶりが表れています。姿勢が悪いのはがっかりですが、それを見つけることができれば、生活習慣を改善していくことができます。
あなたは今、どんなバランス?
ここでは、自分の骨格を意識しながら、生活習慣による体への負荷を確認してみましょう!
首
頭と胴体をつなげる重要な部位。首を回すと痛みやコリは感じませんか?姿勢や歩き方が悪いと、地面からの衝撃を受けやすく歪みが生じやすくなります。首やアゴが前に出ている人は要注意。
肩
日常生活で重い荷物を持ったり、同じ姿勢を続けるなど負荷のかかりやすいところ。まっすぐ立ち、左右の高さなどに違いがないか、中心軸がブレていないか確認します。腕が十分に回るかもチェック。
そけい部
脚のつけ根であるそけい部は、女性にとっては重要なところ。骨盤や股関節とも連動する部分なので、柔軟で十分に動けば、子宮の動きも正常になりやすいです。脚を開き、伸びているか、左右の長さに違いがないかチェック。
背中
前かがみになっていたり、肩甲骨周辺が盛り上がったりしていないかチェック。デスクワークなどで座りっぱなし、パソコンやスマホなどは、前かがみになる姿勢が多いので注意。肩甲骨を体の中心に引き入れて、胸筋を伸ばす動きをしましょう。
骨盤
ヒールの高い靴を履く人は、骨盤が歪み、腹部が出やすい可能性があります。足の重心をチェックし、歪みがないか確認。骨盤の左右や前後のバランスを正し、カカトに重心を戻すような立ち方を意識します。尾てい骨が出ている人は要注意。
歪みのない姿勢のよさは美しさへの近道。立っている時にダラッとしてしまい、ヒザを曲げて歩いてしまう人は下腹部に意識を持って、まっすぐに立ちましょう。まずは、しっかりした姿勢を作ることが何よりも大切です。
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ライター: 安藤けいこ
出典: Yogini vol.17 「正しいブロップス使いでアーサナ、ワンランクUP術」
監修: 柳生直子
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