Brand

  • YOLO
  • ランドネ
  • BiCYCLE CLUB
  • NALU
  • 楽園ゴルフ
  • RUNNING style
  • MY LIFE RECIPE
  • Yogini
  • トリコガイド

もしかしてプレ更年期?30代女子のだるさ解消法を薬剤師が解説

「プレ更年期」という言葉を知っていますか?更年期は知っているけど、プレ更年期って何のこと?と思うかもしれません。もしかすると、あなたの不調はプレ更年期のせいかもしれません。

今回はあんしん漢方の薬剤師、佐藤瞳さんにプレ更年期について教えてもらいました。

何だかだるい…これってプレ更年期?

「プレ更年期」とは、30代後半~40代半ばの年代のことを指します。この年代は更年期ほどではありませんが、閉経に向けて女性ホルモンが徐々に減ってくる時期です。そのため、更年期障害と似たような症状に悩むことが多くなるのです。

プレ更年期になってホルモンバランスが乱れることで、自律神経が不安定になり、心身共に気になる症状が出てきます。それが、だるさや疲れにつながります。

また、プレ更年期は子育てに忙しかったり、仕事で責任ある立場についたりすることが多く、これら生活上のストレスも疲れやだるさを感じる要因の一つとなります。

プレ更年期のだるさは、ホルモンバランスの乱れやさまざまな生活上のストレスから来るものであり、あなたが毎日頑張っている証拠でもあります。ぜひ、次に紹介する対処法を試し、だるさを解消していきましょう。

プレ更年期のだるさと疲れの解消法

プレ更年期の解消法①:運動の習慣をつける

プレ更年期のだるさには、運動の習慣をつけることが有効です。「だるさや疲れで悩んでいるのに、運動なんて絶対無理!」と、思うかもしれませんが、体を動かさないでいるとどんどん筋力が落ち、体の柔軟性を失って代謝が悪くなっていきます。適度に体を動かすことで体力もつき、だるさも感じにくくなるでしょう。

また、運動によって体を伸ばしたり緩めたりすることでリフレッシュすることもできるので、気分転換のためにも運動はオススメです。

まずは、寝る前やお風呂上りにストレッチをするようにしてみましょう。固まりがちな肩や腰のあたりを中心にストレッチをすると、すっきりできますよ。可能であれば、週に2~3回は汗をかくくらいの運動ができると理想的です。

プレ更年期の解消法②:睡眠をしっかりとる

1日の疲れをとるのに欠かせないのは睡眠です。人それぞれ必要な睡眠時間は違いますので、睡眠時間だけにこだわるのではなく、朝起きた時に熟睡した感覚があるかどうかを指標の一つにしましょう。

疲労感を翌日に持ち越さない「正しい睡眠」の取り方

たっぷりと寝れば寝るほど、体の疲れをとることができると考えている人が多いのではないでしょうか? もちろん、休息をとるうえでは十分な睡眠時間を確保することは重要ですが、寝すぎることも逆に疲労感を増してしまうことがあります。これがいわゆる「寝疲れ」と呼ばれるものです。

プレ更年期を根本的に解決したいなら漢方薬

「コントロールできないプレ更年期の不調に悩むのはもう嫌」「ホルモン剤を飲むのは副作用が心配」そんな要望に応えてくれるのが、漢方薬です。

漢方薬は、古くから実践されている漢方医学の中で効果が認められています。症状を抑える作用があるというよりも、症状だけでなく、原因に対しても効果を発揮します。たとえば腰痛に漢方薬を使用した場合、痛みを抑えるだけではなく、ストレスから来る交感神経のバランスの崩れや血流の滞り、冷えなどに働きかけます。そのようにして、漢方薬は根本的な原因の改善を目指します。そのため、漢方薬は同じ症状を繰り返さない体質に変えていくことができるのです。

また、漢方薬は多様な成分が含まれている生薬を何種類も組み合わせて作る薬です。一般的に使われている薬は化学的に合成されているため、その点も異なりますね。

漢方薬のメリットは、以下の3点です。

  1. 自然の素材が体にやさしく働くため、一般的に副作用が少ないといわれている
  2. ひとりひとりの今の症状に合わせて生薬の組み合わせを調節できるオーダーメイドのような処方が可能であるため、体質に合えば高い効果が期待できる
  3. 生薬にはたくさんの成分が含まれているので、いくつかの症状に対して、一つの漢方薬で対応できることが多い

さらに、バランスの取れた食事や運動を毎日続けることが難しい場合でも、漢方薬であれば症状や体質に合ったものを飲むだけなので、無理なく続けることができます。

プレ更年期の症状緩和によく使われる漢方薬

早速試してみたいという方のために、プレ更年期の症状緩和によく使われる漢方薬をご紹介します。

疲れやすい、冷え性、貧血気味、顔色が悪い方
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

胃腸のはたらきをよくし、生命エネルギーや血を補って、貧血や体力低下を改善します。

めまいや冷え、むくみ、貧血がある方
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

血を補い巡らせ、体の中の余分な水分を取り除いて体を温める漢方薬です。

ストレスを感じていて、イライラしがちな方
加味逍遙散(かみしょうようさん)

生命エネルギーのバランスや血の滞り・不足を解消して疲れやすさを改善する漢方薬です。

ただし、漢方薬は、その人に最適な生薬の組み合わせでないと効果がないだけではなく、副作用がおきる場合もあります。大切なのは、自分に合った漢方薬を選ぶことです。

最近、話題になっている「あんしん漢方」では、漢方AIを利用した「オンライン漢方相談」を行っていますので、こうした相談窓口を利用して、専門家に相談してみるといいでしょう。自分に効く漢方と出会いたい、お手頃価格で不調を改善したい、という方にぴったりです。

あんしん漢方

プレ更年期は生活習慣+漢方ですっきりした毎日を!

プレ更年期には、だるさの症状が出やすくなります。「最近今まで通りに動けない」と感じていたとしても、そのだるさは決してあなたのせいではありません。ぜひ今回の記事を参考に、生活習慣の改善に取り組んでみてくださいね。それでも不調が残る場合は、我慢せずに漢方薬局や婦人科で相談してみましょう。

プレ更年期でもハッピーな毎日を送ってくださいね!

Share

Profile

YOLO 編集部

YOLO 編集部

フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

YOLO 編集部の記事一覧

フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

YOLO 編集部の記事一覧

No more pages to load

x