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今、どんな呼吸をしてる? あなたのコンディションはこれでわかる

呼吸は体のコンディションのカギ

昔話ですが、呼吸と臓器が、誰が一番すごいかを競ったことがあります。自分こそが一番エライのだと、各臓器が主張しました。きっと自分が活動を辞めた時、一番困るはずだと。

そして、みんな順々に休んでいくのですが、確かに、それなりに働かれると困ります。でも、誰が一番というわけではありませんでした。

そして最後に呼吸。なんと、呼吸が休んだとたん、すべての臓器が死んでしまいました。一番簡単に行っていそうだし、そんなに意識していなかった呼吸が、実は体のコンディションのカギを握っていた…。

言われてみて初めて気がつくことじゃないでしょうか。呼吸は、それだけ大切な働きなんです。

呼吸は心の現れ。使い分けも可能

呼吸は心の現れ。深くゆっくりなほどリラックスしていて、反対に浅く速いほど、頑張っているという証拠。

でも、どちらもいい悪いという判断をするわけではなく、今、あなたがどんな状況にいるかということ。しかも、自律神経と密接につながっている上、呼吸はコントロールできるので、自分で状況に合った呼吸を作ることもできます。

もっと頑張りたい時は速めに浅めに、リラックスしたいならゆっくりと深めに。気合いを入れる時はふんっと力強く勢いづけて、自分自身と向き合う時は細く長く。

そんな風に使い分けられるようになったら、かなりの達人です。そして、それができるようになるためのポイントは、自分の今の呼吸を知っておくことでしょう。

今の呼吸をチェックしてみよう

ということで、すべての人の指針になる、今の呼吸チェック!

以下は、頑張りすぎない範囲で、スムーズに呼吸できているかを確認する17項目です。自然に呼吸している時の自分の状態を思い出してみて。

チェック項目が多いほど、呼吸に必要な筋肉(呼吸筋群)がほぐれていると言えるでしょう。つまり、意識しなくても、いつも自然に呼吸ができています。

□1. 吸ったり吐いたりしている時、空気の動きを感じられる
□2. 下腹部と腰に手を添えると、呼吸に合わせた動きがある
□3. 左右の脇腹に手を添えると、呼吸に合わせた動きがある

□4. 胸と背中に手を添えると、呼吸に合わせた動きがある
□5. 呼吸をするたびに、お腹〜胸が波打つように動いている
□6. 吐く息を吸う息よりも長く伸ばすことができる

□7. 吸う息を吐く息よりも長く伸ばすことができる
□8. 吸う息と吐く息の両方を、通常より長く伸ばすことができる
□9. 吸う息と吐く息を同じ長さにできる

□10. 最低5秒間、我慢せずに息を止めていられる
□11. 「あー」と声を長く出し続けられる
□12. 呼吸をする音が聞こえる

□13. 静かに呼吸を続けていると、自然と呼吸が長くなっていく
□14. 「4拍で息を吸う→4拍分息を止める→8拍で息を吐く」を繰り返せる

□15. 意識的に速く呼吸ができる
□16. 意識的にゆっくりした呼吸ができる
□17. リズミカルな呼吸ができる

どんなスポーツ、トレーニング、ヨガなど、呼吸はやはり基本。それ以上に、体の歪みは、日常的なクセなどで起こる体の変化に対応して、呼吸をしやすくするために起こっているぐらい、呼吸は生きるための基本です。

自分の呼吸に意識を向けましょう。それによって「今」の自分を確認することができるようになるのです。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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