生活習慣でわかっちゃう!?免疫力をセルフチェックしてみよう
YOLO 編集部
- 2024年01月07日
免疫力を強くするコツを生活習慣から探ろう
人が不調に陥るのには、体に備わる免疫力が大きく影響しています。その免疫力は、白血球中の顆粒球とリンパ球の割合で決まります。さらにその割合は、交感神経(顆粒球と関係)と副交感神経(リンパ球と関係)という、自律神経とかかわりがあることがわかっています。この両者がバランスを取りながら、全身の血管や内臓などの働きを調整しているのです。
今の免疫力の状態は、白血球のバランスを見れば一目瞭然なのですが、その人の性格や肉体的な特徴を見るだけで、ある程度のことがわかってしまうのです。ここ2〜3カ月の自分の生活を基に、チェックリストで確認してみましょう。AとBどちらに当てはまるか、その数をメモしながら読み進めてくださいね。
あなたの免疫状態をセルフチェック
【肌の色】 A:色黒 B:色白
【手足の温度】 A:冷たい B:温かい
【体形】 A:やせ気味 B:太り気味
【便通】 A:不規則 B:規則的
【睡眠時間】 A:6時間未満 B:6時間以上
【生活リズム】 A:不規則・夜更かし B:規則的・早寝早起き
【薬】 A:1年以上常用 B:つらい時だけ・飲まない
【食事】 A:肉食中心・洋食 B:野菜中心・和食
【すっぱいもの・辛いもの】A:嫌い・あまり食べない B:好き・よく食べる
【お風呂】 A:熱い湯で短時間・シャワー B:ぬるめの湯で長時間
【家庭や職場の人間関係】 A:問題がある B:順調
【今日できること】 A:今日中に片づけたい B:明日になってもいいと思う
【悩みがあると】 A:一人で思い悩む・クヨクヨする B:何とかなると思う・発散する
【悲しいことがあると】 A:こらえる B:涙を流す
【心からの笑顔】 A:笑った記憶がない B:よく笑う
【モタモタする人を見ると】 A:イライラする B:できるまで待つ
あなたの今の免疫状態は…
Aが9〜16個、Bが0〜7個の人=「免疫低下」タイプ
Aが4〜8個、Bが8〜12個の人=「絶好調」タイプ
Aが0〜3個、Bが13〜16個の人=「リラックス過剰」タイプ
各項目のAが交感神経、Bが副交感神経を表しています。免疫状態がベストな体質は、Aが4〜8個、Bが8〜12個の人。Aが多い人は交感神経型体質で、Bが多い人は強度の副交感神経体質になります。
Aに該当するものが多い人は、生活や心の持ち方を見直し、できるだけストレスを軽減させましょう。
副交感神経体質の人も油断は禁物。副交感神経は心身をリラックスさせて休息に導く反面、過度に優位な状態が続くと免疫が過剰になってしまいます。
そのため、花粉などのアレルギー反応を起こしやすくなったり、気力・体力の減退や、過食による肥満を引き起こす可能性があります。軽い運動を行って、メリハリのある暮らしを心がけましょう。
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ライター:幸正子
出典:『手のひらセルフケア』/「美しく健康な爪は正しい知識から」
監修:福田稔/注射針やレーザーで皮膚を刺激して血流障害を改善し、免疫を高めて病気を治す自律神経免疫療法を確立。’01年より「日本自律神経免疫治療研究会」理事長を任務。
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