アーユルヴェーダ式掃除のポイントをおさえて、環境も心も体もスッキリさせよう!
YOLO 編集部
- 2024年05月09日
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「家=自分の体・心」詰まりや滞りはすぐ解消!
インドの伝統医療であるアーユルヴェーダ。その治療法の一つに、「ラサーヤナ」と呼ばれる若返りの治療法があります。これは食事、解毒、睡眠と休息、オイルマッサージ、入浴などで病への耐性をアップ。心と体の老化を緩やかにしていくという方法です。その方法の中の一つに「健康や自分の幸福感を高める行動のすすめ」があり、その中に精神、体、環境を清潔に保つということが挙げられているのです。
これらを清潔に保つことができれば、自信や満足感につながって、前向きに過ごせるようになるからだとか。行動と心、体はセットで考えられているのです。
実際に、家トレをしようと思ったものの、部屋が散らかっていたらヤル気も失せてしまいますよね。あるヨガの先生は、ヨガマットを敷いてその上に座ったら、部屋のゴミが気になってしまい、毎回掃除から始めることにしたと話していました。だから逆に、いつも清潔に保てていれば、それだけ集中力も上がると言えるのです。
ここでは、そんなアーユルヴェーダの考え方に従った5つのヒントを紹介しましょう。
心身を整えるため掃除上手になる5つのヒント
01. 1カ所5分ずつ「今」
掃除が苦手とかおっくうだなと思っている人は、一度に掃除や片付けをしようと思うと、かえっておおごとになって、まめにやるのができない…となりがち。でも、清潔を保つにはまめさが何より大事。そこで取り入れたい考え方が、1カ所は5分。それ以上はやらないでおしまい。でも気づいたら今、必ずやること。
02. 通気性を大事に
住まいは自分そのもの。だから、通気が悪い=血流や代謝が悪いということ。風通しや水の流れが滞らないように、とりわけ注意を。上下水道の詰まり、玄関や窓などの風の出入り口のホコリや汚れ、放置しないで!
03. 片付けを毎日の習慣に
歯磨きや洗顔は朝晩の習慣になっていませんか? それはいつから始めたのか、もう覚えていないかもしれないけれど、続けているうちにいつの間にか習慣になったはず。片付けも同じ。例えば、引き出しの中、テーブルの上など、1日一カ所でいいので習慣づけて続けてみて。
04. トイレやシンクはその都度
使うたびに、トイレやシンクをきれいにするところまでセットで考えれば、使っても使っても清潔さを保てるということ。でも、後回しでいいやって思うと、気づいた時にうんざりするような事態に…。年末の大掃除もさらっと終わらせることができますよ。
05. どんどん捨てる
余分なものをためておくのは、心の澱をためてしまうのと一緒。今日は断捨離するぞ! という時まで残しておかないで、毎回のゴミの日に、少しずつ処分するものを加えていくと、いつでもスッキリ感をキープできます。体の重さも解消していきますよ。
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ライター:豊田紗江
出典:『Yogini』Vol.44「アーユルヴェーダ式美しくなる掃除入門」
監修:福田真理(アーユルヴェーダプラクショナー。ヨガ講師。掃除療法、ライフスタイル、ヨガ呼吸法、瞑想、薬草などに詳しい)
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