生理サイクルで骨盤のサイズが変わる?!女性ホルモンと骨盤の深い関係
YOLO 編集部
- 2024年06月24日
女性ホルモンと骨盤の関係
卵巣から分泌される女性ホルモン。それには二つの種類があります。一つを卵胞ホルモン(エストロゲン)、一つを黄体ホルモン(プロゲステロン)と言います。
卵胞ホルモンは、妊娠に備えて子宮内膜を厚くしたり、排卵前に子宮頸管の分泌液を増やして、精子を入りやすくする働きがあります。潤いのある肌や張りのある乳房、つややかな髪など女性らしい体作りに欠かせないホルモンです。黄体ホルモンは、子宮内膜に受精卵が着床しやすいように働きかけたり、体温を上げる作用を持っています。
この二つの分泌量は、生理周期によって変動します。子宮内膜の厚さや基礎体温、心身の状態が変化していくのはそのためです。それに合わせて、子宮を包み込んでいる骨盤のサイズも変わっていきます。
「骨のサイズが変わる?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。骨は成人になれば成長が止まるはずなのに、なぜ骨盤のサイズが変わるのでしょうか?
それは骨盤が仙骨、腸骨、尾骨、恥骨、坐骨などの複数の骨で構成されているから。この部位は妊娠した時を想定し、子宮が大きくなってもいいように準備されているのです。
骨盤のサイズを測る方法
骨盤が正しく開閉しているかを調べるために、夜寝る前に骨盤のサイズを自分で測ってみましょう。
仰向けに寝てウエストに手を当てると、その少し下に骨盤の上端があります。骨の端をたどっていくと、ある部分からワキ腹の下に向かうようになります。このちょうど曲がり角、骨盤の幅が最も狭まった部分の左右間を計測します(骨盤が開閉した時に移動する部分です)。
生理前、生理中、終了期、排卵期と4回測ると、開閉ができているかいないかを知ることができます。
個人差はありますが、骨盤は約0.5〜2mmほど変化しています。なんと2cmほども変化がでる人もいるそうです。
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ライター:幸雅子
出典:『骨盤セルフケア』/「月のリズムに合わせて骨盤と付き合おう」
監修:大山カオル/リズミカルボディ提唱者の宮川明子が代表を務める、自然療法スクールマザーズオフィス、付属サロン・アロマスフィアにて教育・トリートメントを実践。AEAJ認定アロマセラピスト。マザーズオフィス認定リズミカルボディ®セラピスト。
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