イライラしやすい時には、心を落ち着かせるヨガポーズをとろう
YOLO 編集部
- 2024年08月27日
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ヨガのポーズはアンガーマネージメントに最適
最近の世の中、イライラする原因があちこちに転がっています。テレビのニュースを見れば、腹が立つこと、頭にくるニュースがたくさん報道されています。また、会社でも家庭でも、何かしら怒りの種は落ちているものです。
ただ、ちょっとしたことでイラッとするのは、実は受け手側に問題があります。起きていることは、誰にでも同じように起きていますが、それをどう捉えるかは自分次第だからです。自分にとってはイライラする原因であっても、人によってはそれほど気にならないこともたくさんあります。もちろんその逆もあって、なぜこんなことでエキサイトするんだろう?というケースも、いろいろ経験しているのではないでしょうか。
イライラとしがちな時にオススメしたいのは、ヨガのポーズを取ること。ヨガは、どんなポーズでも呼吸とともに行うことで、落ち着きを取り戻せる作用があります。ヨガのポーズはアンガーマネージメントに最適なのです。
ヨガをすると落ち着く理由
ヨガのポーズをすると、まず呼吸を意識します。イライラしている時は呼吸が浅く速くなっていて、特に吐く息がとても短くなっています。ヨガは呼吸に合わせて体を動かしますが、それによって吐く息が体を動かす前より長くなります。そういう呼吸を何回かするだけでも、副交感神経の働きによって、心が落ち着いてくるでしょう。
また、体を動かすことによって、イラついていることから、いったん離れることができます。そうすると、イラつきを客観的に見ることができ、落ち着きを取り戻せるのです。
イラつきを解消し落ち着きを取り戻すヨガポーズ
では、イラつき解消のヨガポーズを紹介しましょう。ポーズを整えている間に、イラつきを手放すことができるでしょう。
木のポーズ
1.まっすぐに立ちます。左側に重心を移動し、左手で右脚を持ち上げて、左脚の太ももの前に添えます。この時、軸脚の足の親指側、脚の内側のラインに意識を置いて立つと安定しやすくなります。また、どこか一点を見ているほうが、より安定します。
2.息を吸いながら、両手を上げて合掌。息を吐きながら、合掌したまま手を胸まで下ろします。視点は1と同じところからずっと変えずに、行いましょう。しばらく、姿勢を保ち、自然に呼吸します。
3.息を吐きながら脚を戻し、反対側でも行います。
このポーズは、心の落ち着きを取り戻すのに最適なポーズで、反対に落ち着いていない時にはグラグラとして安定しません。しかし、グラグラしつつも徐々に安定してくることで、心も落ち着いていきます。そして、あまり動かずに、すっと立てた時には、心がだいぶ静かになっているでしょう。
自分の心が今、どれだけ安定しているかがわかることにもなるので、定期的にポーズを取って見て下さい。いつでも、グラつかずに立てるようになったら、かなり寛容な心の持ち主になっているでしょう。
やたらとイライラしがちな時は、ストレスがたまっていることがほとんどなので、まずはストレス解消の方法を持ちましょう。また、ストレスの原因をなくすことも同時に行いたいものです。表面的なイライラを止めたところで、原因を放っておいては根本解決になりません。自分がどんな時にイライラするかを知るためにも、瞑想を取り入れて自分を客観的に観てみるのもオススメです。
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ライター:豊田紗江
出典:『最新版 ヨガのポーズが丸ごとわかる本』
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