くびれは呼吸の仕方を変えれば手に入る!!
YOLO 編集部
- 2024年09月16日
ウエストシェイプは肋骨から
キュッと上に向いたヒップラインに、くびれたウエスト…。憧れのスタイルですよね。でも、もしかして上向きのヒップラインがほしくて腰を反らせたり、むやみに腹筋を鍛えようとしていませんか?それ、すべてNG!今は、注目すべきは肋骨です!
心臓、肺などの内臓を覆う肋骨は、左右12本ずつあります。上から順番に第1肋骨、第2肋骨と名称がありますが、下部の第6〜10肋骨を引き締めるのが、ウエストシェイプに効くのです。
日本人女性は反り腰が多いのですが、腰を反らせると胸を前に突き出すような姿勢になり、必然と肋骨も前に突き出してしまいます。そうすると、胸の下に、肋骨によるもう一つの盛り上がりができてしまって、何だか見た感じがガタガタに。肋骨が広がると寸胴にも見えてしまうので、かなりNG。
まずはその誤った姿勢を改めて、広がりっぱなしの肋骨を締め、寸胴を解消。下のほうの肋骨をギュッと締めて、ウエストラインにメリハリを作りましょう!
肋骨を締める「胸式呼吸」
でも、肋骨を締めるってどうやるの?だいたい肋骨って動くの?
それが、自然に動いてました。動かしていたのは「呼吸」。呼吸をすることで横隔膜が動き、それに連動して肋骨も開いたり閉じたり。それを利用すればいいのです。
呼吸には、お腹を膨らませる腹式呼吸と、胸を膨らませる胸式呼吸があります。寝ている時など、リラックスしている時の呼吸はだいたい腹式呼吸。でも、今回肋骨の引き締めに役立つのは、胸式呼吸。
息を吸うと横隔膜が下がって、胸に空間ができます。そこに息を入れて、肋骨を広げます。吐く時は完全に吐き切ります。引き締めのポイントは吐く時、ギュッと最後まで吐き切ることで、下部肋骨を締めていくこと。これによって同時に、腹斜筋という、ウエストのくびれにかかわる筋肉も刺激することができ、ウエストシェイプにひと役買うというわけ。
胸式呼吸がよくわからない場合は、両腕を肩の位置に広げて息を吸うと、腕が広がって、胸に空気が入る感覚がつかめます。吐く時は腕を下げて吐き切りましょう。
メリハリボディは、こんな風に呼吸を意識的にするだけで手に入るんです。これなら普段から、どこでもできそうですよね。でも、誤った姿勢でやっても効果がないので、まずは自分の姿勢をチェック。肋骨が飛び出ていないか確認して。
- Brand :
- YOLO
- Credit :
-
ライター:北川彩
取材協力:菅原順二(トレーニング・スタジオ・アランチャ主宰)
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。