太モモの前側ばかりが発達しちゃう…美脚の為にはコアを鍛えよう!
YOLO 編集部
- 2024年09月23日
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前太モモが発達してしまう姿勢
トレーニングをすると、やたら太モモが発達する…。やり方間違ってるかな?それは、トレーニングの仕方ではなくて、もしかすると姿勢のせいかもしれません。日本人女性は、腰を反らせて胸を張り、お尻を突き出した姿勢の人がよくいます。西洋人体型をイメージして、その姿勢がスタイルよく見えると勘違いしているのです。でも、その姿勢は重心が前に行きがち。それで太モモの前側ばかりが発達してしまうのです。
反り腰になっていない?
腰を反らせて胸を突き出す姿勢をしていると、肋骨も前に出て盛り上がって、恐ろしいことに、胸が2つあるかのように見えてしまいます。また、横から見れば腰がくびれているように見えますが、前から見れば寸胴のままという悲しい状態。
運動機能にも影響が出る可能性も。その姿勢は、上半身の重みを腰にかけているので、腰を痛めてしまいかねないのです。体の中心にある腰を痛めると、上半身も下半身も思うように動きません。トレーニングどころか、生活する上でも困難になりかねません!
反り腰になると体幹が安定せず、お尻の筋肉がうまく働かないので、偏平尻に。しかも、それを支えるため、ふくらはぎや前太モモがさらに頑張ります。これがふくらはぎや前太モモがやたら発達していく理由。だから、均一な筋肉をつけた美しい美脚を手に入れるには、まず姿勢を正しくしないとダメなのです。
姿勢矯正には腹筋のコアな部分を鍛える!
反り腰をまっすぐに保つには、腹筋が重要。中でも、コアユニットと呼ばれる体幹部分が大切。腹筋が弱っていると、腰を引き戻しキープする力がありません。普段、荷物を持つ時などで意外に鍛えられている背筋に引っ張られ、結局反り腰になるのです。
呼吸で腹部の筋肉を鍛える
日々の呼吸を意識的にするだけで、腹筋の深い部分にある腹横筋(お腹まわりにベルトのようにある筋肉)や、表層近くにある腹斜筋(肋骨からウエストにかけてある筋肉)のどちらも、鍛えることができます。
呼吸には息を吸った時にお腹が膨らむ『腹式呼吸』と、息を吸った時に胸が膨らむ『胸式呼吸』があります。それぞれの呼吸によって刺激される腹筋が違うので、両方行い、バランスよく腹筋を鍛えていきましょう!
胸式呼吸
1.肺にある空気を一度全部吐き切る。
2.鼻から息を吸い、胸に空気をためる。
3.鼻からゆっくり、空気を吐き切る。
腹式呼吸
1.肺にある空気を一度全部吐き切る。
2.鼻から息を吸い、お腹に空気を貯める。
3.鼻からゆっくり、空気を吐き切る。
どちらの呼吸も、空気をきちんと吐き切って。胸式呼吸は、肋骨からお腹の中心にかけて斜めについている「腹斜筋」を刺激し、くびれを作ってくれます。腹式呼吸ではお腹まわりにベルトのようにある「腹横筋」を刺激し、お腹全体を引き締めてくれます。
腹筋がきちんと働句と姿勢がよくなり、トレーニング効果もアップ!脚はもちろん、腰のくびれも美しく作ってくれるようになるのです。
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ライター:北川彩
取材協力:菅原順二
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