マラソンランナー必見!疲れた足を労わる 中国3000年の知恵
YOLO 編集部
- 2017年02月22日
気の流れの中継点であるツボ
ツボ療法などで知られるツボというのは、中国で3000年以上も前から知られ、利用されていたと言われています。そもそも人間は気のかたまり。その気の流れ道が、経絡(けいらく)というもの。そして、経絡上にあって中継点的な役割をしているのがツボ。正式名称は「経穴(けいけつ)」です。
ツボは骨のキワにあって、触ると、その部分が少しボコッと穴のようになっていたり、触るとキューッと気持ちいい感じがするので、なんとなく「ここかな」とわかると思います。
また、ツボは神経とつながっている、神経を刺激するスイッチのようなもの。だから、このツボはどこに作用するという話になります。代表的なもので言えば、手のツボで「合谷(ごうこく)」。人さし指の骨と親指の骨の交わるあたり、人さし指側にあります。これはたくさんの神経の交差点になっていて、押すことで、いろいろな神経を刺激、作用を引き出します。
あと12kmも歩けるほど回復!
疲れた足にオススメのツボは、「足三里(あしさんり)」です。
これは、ヒザの外側、お皿の下から指4本分下がったところで、一番くぼんでいる場所にあるツボ。ここを押すと、疲れていても、あと三里も(約12km)歩けるほど回復するということから、この名前がついたという特効薬なんです!
だから、ランニングやウォーキング、ハイキング、その他トレーニングなど、足を使った後には、とりあえず押しておきたいツボというわけです。
押す時は、息を吐きながらゆっくりと。足やヒザの疾患のほか、胃の調子を整えるのにもいいので、ぜひ活用してみてください!
ライター:三上あずさ
出典元:『骨盤セルフケア』「土台を整えたら、ツボでもっと元気!」
監修:加藤雅俊(JHT日本ホリスティックセラピー協会会長。『ホントのツボがちゃんと押せる本』/高橋書店など著書多数)
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