「シロダーラ」で究極のリラックスを!その効果と理由を解説!
YOLO 編集部
- 2017年08月01日
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オイルで脳をストレッチする
「シロダーラ」って知ってますか? その名前は知らなくても額にオイルを垂らすトリートメントを受けて、気持ちよさそうにしている女性の写真を見たことがある人は多いでしょう。これは、インド5000年の知恵アーユルヴェーダのトリートメントの一つ。額にあるという第3の目に調合したオイルを垂らすことで、脳に働きかけ、瞑想に近い心身の状態をもたらします。
アーユルヴェーダは多すぎるものを取り除き、足りないものを足すことで、心身のバランスを取る方法。病気と闘うのではなくて、病気にならない体づくりを優先していて、そのための考え方、方法が体系づけられています。
シロダーラはその一つ。アーユルヴェーダはトリートメントにオイルを使いますが、シロダーラはそのターゲットを眉間にある第3の目にしています。第3の目は、体にあるエネルギーセンターの一つで、現代医学的には脳へアプローチするスポットとなります。そして、以前からシロダーラの作用はさまざま言われていますが、それが瞑想状態になるということです。
最近、流行りの瞑想。脳を忙しく使う現代人にとって、瞑想をすることは休みを取りづらい脳の究極のリラックス&リフレッシュ方法であり、かつ脳の機能を活性化し、集中しやすく直感力を高める方法として、さまざまな企業などに取り入れられてもいます。
ただ、単に目をつぶってもなかなか瞑想に入れない人も多いのも事実。シロダーラは、それを外的に作り出してくれる方法として、今、注目の的なのです。
本当はどんな状態に?シロダーラの効果を検証
この度、日本シロダーラ協会では、シロダーラの効果を検証。脳波を測って、実際にシロダーラをした時に起こること、5000年の経験値をデータで確認しました。被験者の人達にシロダーラを受けてもらい、それぞれの脳波を図ります。それによって、シロダーラの時にどんな脳波が出るかを見ていきます。
瞑想の脳波は、アルファ波からシータ波と言われています。アルファ波はリラックスしている時、シータ波は深くリラックスしていて、覚醒と睡眠の狭間の脳波。瞑想の脳波とも言われて、安定して出すことが難しいとも。また、ベータ波という脳波は脳が活動している時やストレス時に検出されます。
さて、結果は?
37名の男女が約20分ずつ実施したところ、14名がアルファ波増加、19名がベータ波減少、25名はシータ波が増加していました。難しいとされているシータ波の増幅を、シロダーラ中にはっきりと確認できたのはすごいこと! 今回、瞑想をしたことがないような人でも、かなりの確率で瞑想状態に到達したのでした。アルファ波やシータ波などの脳波が出るリラックス状態や瞑想状態に難なく入れ、トリートメント時間もそんなにいらないのだとしたら、ストレスからくるさまざまな現象や心身の不調和を回避できるというわけです。
体験者の声では「起きてるけど寝ているような覚醒状態」「足のむくみ、腸のむくみが取れた」「脳が、おでこが、目が軽い!」「気づいたら花粉症の薬を一年飲んでいなかった」「週3回受けたら睡眠導入剤がいらなくなった」などなど。
アーユルヴェーダの知識がなくても気軽に受けられるシロダーラは、今後、現代人のバランサとして、大いに活躍してくれそうで、期待大!
ライター:大嶋朋子
協力:日本シロダーラ協会 https://www.j-shirodara.com
写真:藤村のぞみ
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