
少し遅れてきた友達にイラッ。今年は「待てる女」になるための方法。

YOLO 編集部
- 2018年04月06日
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「待てない私」に気づくのが「待てる私」への第一歩
世の中の便利さに慣れてしまって、少し待たされただけでイライラしたり、ソワソワしたり。あなたもいつの間にか「待てない私」になってしまっていませんか?
待てないのは、世の中の情報がどんどん移り変わって着いていくのに必死とか、周りの人のテンポに合わせているとか、自分の思い通りにいかないと気に入らないとか…。何かしら、あなたの中で起こっていることがあるのです。本来、もっとのんびりしていても何も問題ないのに、常に何かに追い立てられている、焦燥感がある状況になっているんではないでしょうか?
そんな時に試して欲しいのが「ヨガセラピー」のアプローチ。まずは今の自分のようすや行動、体の状況を振り返って、今どんな状態にあるのか確認してみましょう。一つでも思い当たる項目があれば、「待てない私」になっている可能性ありです。
「待てない私」度チェック
・心がザワザワして落ち着かない
・ちょっとしたことが気になって心配になる
・ささいなことにイラッとする
・一つのことに集中できない
・早口になっている
・何かをする時はいつも急いでいる
・疲れやすい
・胃腸の調子が悪い
・ぐっすり眠れていないと感じる
・混雑した場所で前の人にぶつかりそうになる
お試しポーズにチャレンジ
待てない時は、呼吸が全体的に速くなっているはずです。それは言い方を変えると、いつも緊張している闘争的な状態。体は硬くなり、心に余裕がありません。それをほどくには、呼吸のテンポを緩めるのが早道です。
簡単なポーズで、呼吸と動きを合わせる練習をしてみましょう。
まずは、頭に集中しているエネルギーを体全体に拡散させていきます。呼吸をする時に出る、かすかな音に耳を澄ませていると、普段の生活の中でせわしなく動き回っているマインドをつなぎ止めるための助けになります。
この呼吸法では、吸う時と吐く時の間で呼吸を止めますが、その時は、呼吸をそのまま続けていくイメージを持ちながら、そっと息を止めるようにします。一度呼吸を止めることで、今という瞬間に意識をとどめやすくなります。
【呼吸と動きを合わせる練習】
足を肩幅に開いて立つ。足裏に均等に体重をかけておく。息を吸いながらつま先に体重をのせてカカトを上げる。それと同時に両手を上げていく。
腕を上げた時に、肩まわりが緊張する場合は、ヒジを軽く曲げておく。吐きながらでを下ろし、同時にカカトを地面に下ろす。呼吸に合わせて繰り返す。
【呼吸と動作を合わせる3段階の練習】
1:息を吸いながら、カカトと手を上げる。吐いて下げる(×2回)
2:息を吸いながら、カカトと手を上げる。2秒息を止める。吐いて下げる(×2回)
3:息を吸いながら、カカトと手を上げる。3秒息を止める。吐いて下げる(×3回)
ゆったり構えて、余裕のある素敵女子になれますように!
ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.47/「待てる」私になるヨガセラピー
監修:赤木香苗(ヨガセラピー指導者、海外ヨガ講師通訳。ダーマ・ミットラー氏に師事し、NYダーマヨガセンターにてRYT200を受ける。さまざまなヨガを学んだ後、クリシュナマチャリア師の教えに基づいたヨガセラピーに出会う。現地で3年半に及ぶトレーニングを修了。現在は、ホリスティックに人の心と体と生活に向き合った指導を行っている。
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