栄養満点!お手軽作りおきの コレがあれば時短で美味
YOLO 編集部
- 2018年04月16日
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季節や自然に寄り添った春の献立
朝食は、菓子パンとコーヒーばかり…という、季節問わず同じ献立の人。春はデトックスする大切な季節。春の味覚を味わい、旬の食材を取り入れた優しい食事で、体と心の状態を整えましょう。
桜の季節がすぎ、新緑の季節へと移行していく中、次々と植物の芽や葉が広がり、みずみずしい野菜が食卓を彩り豊かにしてくれます。
中国最古の医学書『黄帝内径(コウテイダイケイ)』に、「穀は養をなし、畜は益をなし、菜は充をなし、果は助をなす」とあるように、食べ物を食べる際には、穀、畜、菜、果を意識して、毎日の食事をすることで、体と心の養生をすると言われています。
日本には春夏秋冬の季節があり、気温も湿度も大きく変化する中で、それぞれの季節に合わせた食材を生かす献立作りは、自分にも大切な人にも、思いやりのある食卓になります。
毎日の食事をおいしく、毒素をためない
季節の変わり目は、体調を崩しやすくなります。特に春は体と心のバランスが崩れがち。消化力の低下する春に、いつまでも冬の重ためな食事(肉、乳製品、甘いもの)を摂り続けていると、引きこもりや5月病を引き起こしかねません。
朝の起床とともに、白湯で体内から温め一日をスタートし、規則的な運動を取り入れながら、食材と食べ方に気をつけて、健康的に食事を味わい、春は、積極的に苦味のある野菜を取り入れ、体も心も軽く過ごしましょう。
春のオススメ献立、栄養満点の「ベジブロス」
栄養満点の「ベジブロス」を作りましょう!ベジブロスとは、捨ててしまう野菜クズで作る「野菜出汁」です。大量に作り冷凍しておくと、味噌汁やカレー、スープなどの味つけに使えます。製氷皿やジップロックなどで、小分けにして冷凍保存しておくと、一人分などの少量スープを作る際に手間が省けますよ。
材料:
好みの野菜の皮、ニンジンの頭、香味野菜など。玉ネギの皮(色づけになります)
作り方:
材料を鍋で水と一緒にグツグツ煮るだけ!
アブラナ科の野菜(カブ、カリフラワー、大根)は、苦くなるので避けましょう(ベジブロスを利用した料理などには入れてもOK)。
朝食に体温める、ベジブロスの野菜スープ
ベジブロスを使った野菜スープで、朝の体と心を目覚めさせます。春は、フェンネルやセロリなど香味野菜が豊か、春キャベツなどの苦味系野菜を入れれば完成、簡単野菜スープです。
作り方:
1:鍋にベジブロスを入れ、食べやすい大きさに切った季節の野菜を入れ、火を通す。
2:好みで塩&コショウで味を整えます。アレンジで、ジンジャーパウダーやターメリック入りも美味。
朝、白湯をやかんに火をかける時に、同時に作ると朝の時短になります。白湯を飲み終えた頃、ちょうどいいタイミングでベジブロススープができ上がります。
体を温め優しい味の食事を心がけ、次の季節への体作りをしましょう。
ライター:安藤けいこ
呼吸法ヨガセラピー実践、指導者。ヨガ歴17年、ヨガ指導歴12年。絵描き、元JSBA公認プロスノーボーダー。南米ペルーのセラピー施設でヨガ指導担当。2014年日本帰国。神奈川県逗子市在住
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