作り置き派さんは要チェック! これからの時期の食中毒の防ぎ方
YOLO 編集部
- 2018年05月17日
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梅雨時期は食中毒発生のピーク
トレーニングと食事をセットで考える時、毎日買い物に行くのも難しい私達としては買い置き、作り置きを上手に利用したいところです。自炊中心にしたいけれど、気になるのが衛生面です。
実は、これから迎える梅雨時期は要注意!食中毒を引き起こす細菌の多くは高温多湿を好むので、梅雨の時期からその危険度がぐんと高まるんです。
気象庁の発表によると、平年の梅雨入りは、一番早い沖縄で5月9日ごろ、関東甲信で6月8日ごろから。待ち遠しい梅雨明けは、7月21日ごろとされています。今年は気象が予測しづらいですけどね〜。
でも、実に1カ月以上が梅雨時期に当たるのです。そして梅雨が明けたころからは、気温がぐっと高まる時期に突入するので、食中毒には継続的に注意が必要になるんです。
食中毒を出さない大原則
細菌のリスクは、梅雨入りから残暑厳しい9月ごろまで高まります。この期間はしっかりとした予防策が必要。細菌を体内に侵入させないための大原則は、「つけない」「増やさない」「やっつける」の三つです。
実は食中毒の多くは飲食店で発生しています。でも、全体の10%は家庭内で発生。気が抜けません!時短料理にはとても便利な作り置きですが、この時期は注意が必要です。お弁当も、調理から食べるまでに時間を置くことになるため、ご注意を。
お酢と水の水溶液に浸したクッキングペーパーで、お弁当箱を拭いてから料理を詰めると、お酢の静菌作用により菌の増殖が抑えられる効果が期待できます。
もし食品に細菌がついてしまっても、食品中で増えなければ食中毒にはなりません。
生鮮食品とカレーの対策は?
生鮮食品は、放置せずに、買ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保存。細菌の増殖速度は、10°C以下でペースダウンし、-15°以下でストップするので、安全なのです。
例えば、夏に向けて食べたくなるカレーですが、こちらはちょっと注意が必要。1回では食べきることができず、数日に分けて食べることも多いですよね。小分けにして保存するにも、冷めにくく、温まりづらい。食中毒対策にはひと工夫してみましょう。
デンプン質が多いジャガイモを使うと、さらに食中毒リスクが高まるので、この時期はジャガイモを外したり、具をひき肉と玉ネギだけのキーマカレーなどにするのがおすすめです。
ちょっとした知恵で、自分や家族を守ることができます。ぜひ参考にしてくださいね!
リード クッキングペーパー https://reed.lion.co.jp/howto/healthy.htm
ライター:幸雅子
監修:小田真規子(管理栄養士)
情報提供:ライオン株式会社 https://reed.lion.co.jp
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