自分で作ればもっとおいしい! スープを簡単に手作りする五つのポイント
YOLO 編集部
- 2018年05月25日
Index
ダイエットに欠かせないスープは、こうすると美味しく作れる!
体が温まって代謝が上あがり、具だくさんで栄養面でもうれ嬉しいのがスープ。食材を選んで作ればるカロリーも抑えられるので、スープはダイエット中でもたっぷり食べたいおすすめフードです。
そのスープ、自宅ではどんな風に作っていますか?スープの素や粉末だしを使っていますか?スープの素や粉末だしは便利で手軽に使えますが、素材そのもののうまみを利用したほうが、飽きずにおいしく作ることができるし、体にも優しいんです。
でも、スープの素を使わない作り方って大変そう…?。
大丈夫!五つ5つのポイントを押さえることで、スープの素がなくても、美味しいスープを手軽に作ることができるんです。
ポイント1 うまみのたっぷり出る食材を使う
それ自体からうまみがたっぷり出る食材を使えば、だしを取ったり、スープの素を使う必要がありません。何より、素材のうまみを感じられ、美味しいスープができます。
豆乳を使うなら、成分無調整のものを選びましょう。牛乳よりもしっかりうまみが出る、頼れる存在です。あさりは火の通りが早く、少し加えるだけでコク深い味わいに。
ポイント2 じっくり炒めて、うまみを引き出す
スープ作りの最初に野菜を炒める際は、『じっくり炒める、でも、さわりすぎない』のがポイントです。たまにへらを動かして炒める程度にし、少し焦げるぐらいにして、甘味を引き出します。
また、塩を振るタイミングも大事。最初に振ると水分が出てきてしまうので、余分な水分を飛ばしたあとに塩を振るようにしましょう。
ポイント3 しっかりめの塩で、より美味しく仕上げる
塩は、うまみと甘味を引き出すのに、欠かせない存在。少なすぎるとうまみも甘味も出ないので、味見をしながら『おいしいライン』を見つけていきましょう。毎回同じ塩を使い、感覚をつかんでいくのがオススメ。
ポイント4 好みのオイルを上手に使う
中華風のスープにはごま油で香りづけを。その他は、オリーブ油を使ってみて。仕上げ用には、良質なエクストラバージンオリーブ油をひと振りするのも◎。
良質なものは加熱せずに使い、その持ち味を生かしましょう。お気に入りを常備しておくと、スープ作りが楽しくなりますよ!
ポイント5 旬の時期のおいしい食材で作る
美味しい食材さえ使えば、やっぱりスープも美味しくなるもの。素材のおいしさを存分に生かしてあげる気持ちで、スープを作りましょう!
◎常備菜で作る、キャベツとウインナーソーセージのスープ
特別な食材がなくても、冷蔵庫にあるキャベツとウインナーで手軽に作れるスープです。キャベツを、焦げ目がつくほどしっかり炒めるのが、美味しく作るコツ。
キャベツ…1/8個
ウインナーソーセージ…4本
ニンニク…1片
水…300ml
塩…小さじ1/2
粗びきコショウ(黒)…少々
オリーブ油…大さじ1
【作り方】
1 キャベツは2cm角に切り、ニンニクは薄い輪切りにする。ソーセージは1cm幅に切る。
2 鍋にオリーブ油を中火で熱し、キャベツを焦げ目がつくくらいまで、しっかりと炒める。ニンニクを加えて軽く炒め、ソーセージを加えてさっと炒める。
3 水を加え、沸騰したら弱火に。フタをして15分煮込む。塩、コショウで味を調える。
★好みで斜め切りにしたサヤインゲンを少々加え、さっと火を通すのもあり。
キャベツをしっかりと炒めることで、うまみを引き出します。後から加えるソーセージからも、うまみがたっぷりと出ます。
出典:『繰り返し作りたくなる! スープレシピ』、著:大橋由香
著:大橋由香
料理研究家。調理学校を卒業後、フレンチレストラン、カフェ、ダイニングバーで経験を積む。結婚・出産を経て、2014年に『パン食堂 はるひ』をオープン。2017年『ストウブビストロはるひごはん』として移転オープンし、ストウブ鍋を使った体に優しい野菜料理を中心に提供している。著書に『ストウブで無水料理』(誠文堂新光社)がある。
ライター:夏井美波
- Brand :
- YOLO
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。