「みりん風調味料」はみりんにあらず!知っておきたい調味料の選び方
YOLO 編集部
- 2019年02月06日
調理で使う「酒」は、料理酒でなく「清酒」が賢い選択
お肉やお魚を柔らかく調理したいときや、下味をつけるのに便利な調味料の酒。お店で購入するときは、調味料コーナーにある料理酒ではなく、お酒コーナーにおいてある米だけを原材料として製造された清酒を選ぶことをオススメします。
なぜなら、調味料コーナーで料理酒として販売されている商品には、原材料として米と「塩」が使用されているのです。塩は摂取する種類によっては顔がむくんだり、体に不調をもたらすことがあります。このことから、キレイな体をつくるためにも料理酒は清酒を選ぶことをオススメしたいのです。もし料理の味つけに塩味が欲しいときは、良質な塩を別途追加すれば問題ありません。
旨味成分が豊富に含まれた清酒は、煮物や食材の下味など和食のおかずに活用しやすい調味料として大活躍してくれます。
購入後は、未開封の商品は風通しの良い冷暗所で保存し、開封後は冷蔵庫で保存するのがベターです。
美しくあるために、安くても「みりん風調味料」を選ばないように
みりんには、ブドウ糖やオリゴ糖が含まれているので、砂糖に比べて柔らかい甘みが特徴です。テリをつけたり煮崩れを防ぐ働きも。主に和食レシピで大活躍してくれます。
調味料コーナーでみりんを探すと、「本みりん」と「みりん風調味料」、「醸造調味料」の3 種類があり、原材料の違いで名称が異なります。体のことを考えるなら、餅米と焼酎で製造された本みりんを選びましょう。
みりん風調味料と本みりんの大きな違いは、焼酎が使用されているか否かです。みりん風調味料は焼酎の代わりに、砂糖や甘い液体を使用して、みりんのような味わいをつくりだしています。本みりんに比べて価格が安価なのは、酒を使用しないため酒税がかからないからです。
監修:星野春香
1992年生まれ。管理栄養士。主催の料理教室「For Love Kitchen」は即日満員になるほどの人気。またテレビ東京「ガイアの夜明け」への出演や、コールドプレスジュース専門店「EJ JUICE & SOUP」や「PIZZA & CAFFEなポリス」の商品開発にも携わるなど、幅広く活躍している。
出典:『色と食材の食事術』、監修/星野春香(管理栄養士)
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