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【自分に合う枕】ってどう選べばいいの?熟睡のための枕選びの三つのポイント

寝る時に枕が必要な理由

枕が変わると眠れない…などとよく言いますが、それくらい繊細なのが、枕と人の関係です。

人間は背骨で重たい頭を支えています。そこで、脊柱はS字カーブを描き、そのカーブで力を分散しながら、重さを支えるのに一番無理のない姿勢を作り出しています。

しかし、横になった時には、そのS字によって布団との間に空間ができてしまいます。枕はその間を埋めて、重力が1カ所に偏らないように調整するものなんです。

枕が合わないとさまざまな不調を生み出す

枕は寝ている時の姿勢を左右します。高すぎれば背中が浮いて首や肩に負担がかかり、首が曲がって気道を圧迫。肩コリや首の痛み、いびきの原因に。逆に枕をしなかったり、低すぎたりすると、頚椎への負担が大きく、心臓より頭が下がるので血行にも影響。やはり肩コリ、首の痛みの他に顔のむくみ、浅い眠りを引き起こすことになることも。

それに対し、自分に合っている枕をすれば、頚椎の不自然な歪みを起こさず、気道も圧迫せず、筋肉の疲労や関節の痛み、いびきなどを緩和することができます。

自分に合った枕を選ぶ方法

自分に合った枕を選ぶには「高さ」、「形」、「素材」をチェックしましょう。

【高さ】
ちょうどいいのは、頚椎の深さが自然に埋まる程度。これに背中の厚みや姿勢、頭の形などに合わせて微調整をします。

また、寝姿勢にも影響があるので、寝返りを打った時の高さまでカバーできることが理想です。

【形】
仰向けの時の首の深さ、横になった時の肩の高さを考えた作りのものがいいでしょう。

【素材】
寝てみてしっくりすることが大事。硬さ、音など慣れているタイプがベターです。

これを踏まえた上で、自分の枕をタオルなどで調整することも可能でしょう。その日の疲れ具合や姿勢によって、毎日しっくりくる枕は変わっていくもの。繊細に調整するほど、心地いい睡眠をもたらしてくれます。熟睡に深く関係する相性のいい枕。ぜひ手に入れたいですね。

ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.6/「ヨギーニのためのアロマテラピー講座」
監修:ロフテー枕工房/専門のアドバイザー「ピローフィッター」が約60種類の枕から、最適な枕をアドバイス。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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