副交感神経にスイッチする重要な時間。トレーニング後のクールダウンにオススメの呼吸法
YOLO 編集部
- 2019年03月04日
初代「ミス・ヨガ」である沖知子さんのモットーは「健康第一、一生笑顔」。ヨガスタジオだけでなくオフィスにもヨガを広げている知子さんに、きれいで健やかになれるヨガ・呼吸について聞いています。今回は、トレーニング後のクールダウンに最適な呼吸法について。
トレーニング後のストレッチは大事
知子さんは、クールダウンを重視しています。
「初めに準備運動的なストレッチを入れる人は多いですけど、トレーニング後にストレッチを入れるのは結構少なかったりします。トレーニング後のストレッチは、私はとても大事だと思います。しっかりと時間を取ってストレッチを行ってから、トレーニングを終えたほうがいいです」
鍛えた体をストレッチで整えて、トレーニングの仕上げをしたいですね。
腹式呼吸でお腹を緩める
トレーニング後にオススメの呼吸法はありますか?
「やはり腹式呼吸ですね」
「トレーニングで優位になった交感神経を抑えるのに最適なのは、腹式呼吸です。ヨガの場合、クラスの最後にシャヴァーサナ(屍のポーズ、目を閉じて横たわる)を行いますが、この時は意識しなくても腹式呼吸になっています。腹式呼吸は、寝ている時には無意識に誰もがしている呼吸なのです」
「腹式呼吸では、まず意識をへそに集中させ、肺の下のほうに息を満たすイメージで、鼻からゆっくり息を吸い込みます。この時、お腹が膨らみます。その後息を吐く時は、お腹を強く引き締めます」
知子さんによれば、腹式呼吸では“お腹を緩める”ことができるとのこと。息を吸う時に膨らませることで、お腹が緩むのです。
「トレーニングの時は、お腹は引き締めているじゃないですか。だから、お腹を緩める腹式でしっかりと弛緩させることは大事ですよね」
リラックス効果もある腹式呼吸を最後に行うことで、気持ちよくトレーニングを終えられますよ!
ライター:沢田聡子
監修:沖知子/2016年Miss WORLD JAPANファイナリスト、初代「ミス・ヨガ」を受賞。2017年から株式会社ブレストラン・代表取締役として、呼吸の大切さを伝えている。
参考文献:『ヨガのすべてがわかる本』『ヨガが丸ごとわかる本』エイ出版社
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