【雑談ネタに使える】ゴルフのはじまりは羊飼いの遊び?
YOLO 編集部
- 2019年03月29日
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オランダ生まれ、スコットランド育ちのゴルフ
棒でボールを打つという遊びは、古代の中国やローマにもありました。特にヨーロッパには、ゴルフをしているような古い絵が多々あります。でも、当時からクリケット的な競技やホッケーのような競技、屋外でのビリヤードもありました。しかもこれらが影響し合っているので、似ていてもゴルフをしているとは限らないのです。
そんな中、有力な候補になるのが、14世紀ごろからオランダで行われていた「コルフ(colf)」。ただし、狙う的が杭だったり、穴だったりするもの。このコルフが貿易上関係の深いイギリスのスコットランドに伝わり、穴を狙う競技になったともいわれています。ついでに、スコットランドでは、羊飼いたちが杖でウサギの巣穴を狙ったのが最初という伝説も有名。
とにかくスコットランドではゴルフが盛んになり、18世紀半ばには初の競技団体ができ、1754年にはゴルフ界の中心的団体「ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドルーズ(R&A)」が設立されました。
第1回全英オープン開催は、1860年。1894年には、全米ゴルフ協会(USGA)が設立され、翌年には第1回全米オープンが開催されました。1916年、第1回全米プロゴルフ選手権開催、1934年には第1回マスターズ・トーナメントが開催されることとなります。
18ホールの数にまつわる謎
ゴルフが18ホールになった理由には諸説あります。おもしろいものは、スコットランド人がウイスキーを1ショットずつ飲みながらプレーしていたら、18杯めで瓶が空になったからというもの。ただし、これは俗説。もうひとつは元祖のセント・アンドルーズが紆余曲折の末に18ホールになったから、というもの。ゴルフの歴史を考えれば、こちらに信憑性を感じますね。
日本のゴルフ史は、神戸、そして東京・駒沢から始まる
日本に最初のゴルフ場ができたのは1901 年の神戸。イギリスの貿易商が4ホールのコースを作ったのがはじまり。これは基本的に外国人のためのもので、日本人向けのものは1913 年に東京の駒沢に生まれた「東京ゴルフ倶楽部」が最初。日銀総裁などを務めた井上準之助がアメリカで覚えたゴルフをプレーしようと設立したそう。
出典:『スポーツ雑学大全』
ライター:YOLO編集部
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